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一行目/コソ練・57日目

原稿は「エピソードファースト」で書くといいよと教えてもらった。面白いエッセイを写経していると「うん、その通りだ」と思い”エピソード”と書かれたシールを貼ったピンクの蛍光マーカーでアンダーラインを引いている。しかし、”格言”と書かれたシールを貼ったオレンジの蛍光マーカーを使う時がごくたまにある。

そんな格言ファーストのあとには”例え話”というシールが貼られたマーカーが使われる。格言は自分が作ったオリジナル言葉だから、読者を置いてけぼりにしないのためなのかな、と考えた。

そして、面白いのが格言ファーストの場合は、冒頭の格言がさらに因数分解され、新たな格言が登場する。しかも、3回くらいにわけられて、より鋭利になり深く刺さる言葉になっていぬ。えんぴつを削っていくように。

さらに、尖っていくのにもかかわらず、格言の内容はより抽象度が増していく。具体から抽象へ、すんごいな、と思う。

ここまで書いて、思ったこと。

”格言ファースト”は、F1のフォーミュラーカーを運転してサーキットを走るようなモノだ。まだ、仮免許の段階でサーキットを走ってはいけない。

自分がやったら、事故る。やはり、”エピソードファースト”がいい。

だけど、ここぞの時にフォミュラーカーのエンジンをかけてみたい。

MEMO(コソ練残り22日:ヘッダー画像:アトリエにて制作風景)


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