見出し画像

ウェーブ/コソ練・56日目

面白いエッセイの写経をしていると、文章の前半で「自分事化」がおきる。自分事化とは、他人さまのエッセイを読んでいるのにもかかわらず、自分の過去のある時期と結びつけられたり、もしくは、これから自分の身にも起きるであろう未来の出来事と結び付けられた時におきる感覚のことだ。その瞬間にエッセイの波に一緒に乗ることが出来る。それが、気持ちいい。

この自分事化の波を起こす文章には、何パターンかあるんだろうなと思う。その中の1つが、ある時代を思いかえせる言葉をつかうこと、かも。
例えば、「きんさん、ぎんさん」という言葉は、32年前の1992年の流行語大賞だ。「グ〜!」といえば、16年前の2008年の大賞の言葉だ。そんな言葉を聞いて、思い起こす出来事は読み手によってもちろん違う。それぞれの波がおきている、気がする。(ちょっと、まだ解像度は低いから引き続き考える)過去に同じような体験をした文章は特に、波がおこしやすいんだろな。

ググッと引き込まれるビッグウェーブをおこせる文章を書けるようになりたいし、細波のような心地いいスモールウェーブをおこせる文章も書けるようになりたいな。

あ、いいこと思いついた。

このコソ練ものこり23日だ。今日までコソ練をやってみて感じたことは、やっぱり100回の練習よりも1回の試合の方が絶対うまくなるよな、ってこと。ウォーミングアップにはなっているけれど、このまま今まで通りやっても面白くない。

で、思いついたこと。

毎日しているエッセイ写経から、なぜ面白いのか? という問いをたて思考する過程をコソ練で書けばいいんだ。そうすれば、より言語化できて学びにつながるな。よし、やってみよ。

MEMO (コソ練残り23日:ヘッダー画像Lot of Flowers)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?