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【軍手アートイベント】2024/03/20

主催:うみのこてらす
協力:遊観
としてアートイベントを行いました。


2回目の『はなちゃん』アート

実は以前、2023年5月にもうみのこてらすが主催でイベントも行っており、今回は2回目。
1回目は20cm四方のキャンバスに思い思いに色を塗るイベントをしました。

1番手前が僕の作品


その2回とも『はなちゃん』先生に来ていただき、イベントの内容もはなちゃんが企画してくださっています。


一般社団法人うみのこてらすとは

ここで、うみのこてらすを紹介させてください。

【一般社団法人うみのこてらす】は

こども・若者が自分らしく人生を描き、
歩んでいる社会を日本の末端まで

うみのこてらすとは/私たちが目指す社会

を目指し、
地域、学校、家庭などから生じる機会の格差を、出会う大人や地域の力で補うことで、子ども・若者たちの可能性を広げるために活動しています。

代表は、川辺笑(カワベエミ)さん。
2000年生、牟岐町出身。
大学を休学し、今の原型となる子ども向けの活動を開始。
学業と自主活動を並行させながら、起業を学び、2023年に法人化(現在のうみのこてらす)する。(2024年3月大学卒業見込)


主な活動は3つ。

  1. われもこう

  2. ゆあぷれ

  3. てらす食堂

1.われもこう

小学生から高校生までのフリースペースです。

学習だけでなく、多様な体験から自分らしさの土台となるような経験を届けたいと思っています

うみのこてらす/われもこう

特徴としては、「自由に過ごせる」「個人に合わせる」こと。

地域によっては、学校と家の往復のみで、子どもの居場所がなかったり、遊ぶ場所が限定されていたり、やりたいことがすぐには実現できなかったりします。
これらは、今の日本でも想像しやすいのではないでしょうか?

そこで、われもこうが居場所となり、寄り添い、その人らしさを育みます。

毎週木曜日 10:00〜15:00
@旧牟岐小学校 
〒775-0006 牟岐町中村本村14旧牟岐小学校


2.ゆあぷれ

原則中高生(小学生も可)のフリースペース。

ここは、まるで
みんなの”おばあちゃんの家”

うみのこてらす/ゆあぷれ

われもこうとの違いは、「何もしなくてもいい」こと。
より自由に、よりのびのびと過ごす居場所です。

turn farm(ターンファーム):牟岐町民や、県内外の学生、若者が行き来(turn)し、遊び・学び・育む居場所(farm)

町民、学生、若者、社会人…
様々な背景を持つ人と関わり、遊び、一緒にゆっくりと過ごすも良し、
ひとり時間を楽しむも良し、
宿題、勉強しても良し(教えてくれるかも?)、

本当のもう一つの居場所として思い思いに過ごせる場所です。

毎月第2,3,4日曜日 13:30〜16:00
@turn farm 牟岐町中村273

3.てらす食堂

月に一回のほっと出来る場所

うみのこてらす/てらす食堂

0歳から年齢制限無し!
誰もがご飯を通じて繋がる居場所です。

高校生まで無料で、大人は300円。
毎回地域のボランティアの方が手作りで、美味しいメニューを提供してくれます。

2023年6月から毎月開催しており、
今では100人規模で関わり、
大きな大きな家族団らんのような風景が広がっています。

毎月第1日曜日 11:30〜13:00
場所は公式LINEにて配信しています↓

ご支援・寄付を

以上はうみのこてらすのHPより抜粋したもので、ここからは僕の個人的意見を少し述べさせてください。


笑とは牟岐町に来てから知り合いました。
当時はまだ法人化していませんでしたが、
学業の傍ら、強い想いを持って活動している人がいると聞いていました。

「本当に必要だと思っているんです」

学生であるにも関わらず、強い意志を持っていることに驚きました。
その意志は、子どもの居場所がないから今すぐにでも作らないとこぼれてしまう子がいること。
重要度も緊急度も高い課題です。

例えば、子どもひとりの学びが遅れると、その子が与えたかもしれない、社会へのインパクトが一つ失われるということ。

例えば、子どもひとりが友だちが少なかったり、機会に恵まれなかったら、子ども同士の友情から生まれる事業や取り組みが一つ失われるということ。

例えば、子どもひとりが誰も頼る人がいなかったら、孤立し、上手く表現ができず、その子から表現される感動が一つ失われるということ。

子どもの可能性は文字通り無限大。

今すでに大人になった人の可能性がないというわけではなく、
時間の長さや、発達期の感受性の柔軟さ、思い出など、
個性の豊かさに関わる時期であり、
その豊かさの増幅が大人よりも無限に広がっています。


つまり、子どもの今を失うことは、

将来の明るい未来、
豊かさ

を失うことだと思います。


だからこそ、うみのこてらすの活動がこの社会に必要だと思っています。
そして、誰もが可能性を伸ばし、
自分らしく生きる人が増えれば増えるほど、
この世界が良くなる、と思っています。

ボランティアや寄付をお願いします。
また、現在スタッフも募集中です!!
(Formより申し込むと、説明会動画が見れます)


生徒と先生が今なお続く関係

そんな笑が代表を務めるうみのこてらすと、今回は『はなちゃん』を講師にイベントを行いました!

はなちゃんは笑の高校時代の美術の先生で、現在も個展やアート教室を開いたりされています!

笑とはなちゃんの会話を聞いていると、
生徒や先生と今でも繋がり、
大人として(大人な話を?(笑))話したり、
一緒に仕事をするのはとても感慨深く感じます。

いいの!?!?はなちゃんの絵にペイント!!

今回は3月24日から開催される【出羽島ミニアート展&ミニコンサート】に出展する作品をみんなで作りました。

一つは軍手アート、
もう一つははなちゃんが描いた出羽島とサギの絵に、
みんなで色を塗っていくという作品。

まさか、はなちゃんの絵に、色を、、、
大人なら気が引けますが、、、
「みんなで塗って楽しみましょう♪」
と、はなちゃん。

はなちゃんのお話のあと、合図とともに色を塗り始めました。

段々と色がついていく作品に、
見てるこっちも楽しくなりました。

このあと、使った軍手にまた色を塗っていきました。

筆を使ったり、
綿棒をつかったり、
絵の具を直接軍手に出して握手してみたり、


それぞれが色んなやり方で、
絵の具の感触や色の混ざり具合を楽しみました。


何とも言えない感じを味わう

そんな中、ひとりだけ軍手アートをせずに、
はなちゃんの絵にずぅーっとペイントし続けている子がいました。

僕はその子に釘付けになりました。

はなちゃんの絵の中の鳥を、
「これは鵜、これは鷺、これは孔雀」
と色を分けたり、塗り方を工夫して、
ひたすら鳥を塗り続けていました。

左がはなちゃんで右がペイントし続けている子

絵とパレットの色とを交互に見たり、
色を選んだり、
塗り方を考えている姿に僕は、
何とも言えない感じを感じました。

それは、何と言うか、
僕と似ている?ものも感じたし、
のめり込む姿を客観的に見た瞬間だったし、
本気で絵を描くことを見たから。

その子が絵と絵の具を行き来する姿を見てから、
色んなことが頭をめぐりました。

その子へ憧れや尊敬を感じました。
僕が刺繍とかPodcast、何かに集中しているときは、
こんな風なのかもしれないと、
気付けば自分をその子に投影していました。

前回のはなちゃんのイベントも、
そんな感じを得たかもと思い、
はなちゃんと笑が創る空間がこうなのか、?
と思ったり、
もしくは、ここが遊観だから、はなちゃんが来ることで化学反応が?
と思ったり、

何が要因でこのように感じるのかは分かりませんが、
あえて言うなら、『アート的空間』でした。

何を想っても、
何を表現しても、
アートが包み込んでくれる。

【思い出すこと】【想いを出すこと】
そして【違いを楽しむこと】。

アート的な『遊観的空間』を感じさせてくれました。


次回は『出羽島ミニアート展&ミニコンサート』!!

そうして作った今日の作品も、
3月24日(日)から3月31日(日)まで開催される、

出羽島ミニアート展&ミニコンサート

に出展します!

牟岐町から連絡船で15分にある、出羽島。
人口40人弱の車が通らない、静かな島。
やや南国な気候で暖かく、ハイビスカスが咲いていたりします。


土日はワークショップやコンサートを開催、
作品は期間中常に展示されています。
料金は無料で、一部販売等が有料です。

是非足を運んでください!
詳細はこちらから



最後までご覧いただきありがとうございました!

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