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片付けられないことと片付けられてしまうこと

※2017年2月末〜3月あたりに作成。タイトルは今日つけました 

汚い部屋は、手に取ったもの全てが必要かどうか分からなくて片付かない。手放す勇気もなければ、これから愛してやれる自信もない。

どこかに属す、ということは自分の意見だけでは成り立たない。ただ、属していれば仲間もできるし、安心する。世間や親から評価される。でも、どこへ行っても自分の居場所ではない。大学にいても、バイト先でも、仲のいい友達とも、誰といても孤独である。 

悩み事は、誰に相談すればいいのか分からなくて片付かない。みんな自分の悩みで精一杯だ。優しい人は聞いてはくれるが、相手に迷惑をかける行為だと思うと、深くは言えない。自分はまるで悩みなんてないかのように振舞って、相手の話を聞く。それを繰り返していると、私が相手に相談したいことがあっても「悩みのない明るい人間」でいないといけないのだ。それに、自分自身でも、あまり悩まずポジティブなところが自分のいいところだと思っている。ただそれは思っていたいだけであって、本当にそうなのだろうか。 

自分が生まれてきたのは、とても奇跡だと思う。たくさんのライバル達に勝ち抜いて、生命力のある私は産み落とされた。するとそれからは、この人間界で勝ち残っていかなくてはならない。

「あなたが私の思ったことと似たようなこと言ってくれたから、私が言う必要はない」と、何度も書き直した自分の言葉を、提出せずにゴミ箱に捨てた人に対して、私はムカついた。
歌が上手かったり、顔が整ってることを周りから評価されてはいるが、自分のオリジナル曲がなく他人の歌だけ歌ってステージに立ってる奴らに対して、私はムカついた。

「てめぇにしかできねぇことやれよ てめぇの言葉で語れよ 似たような代用品で済ますな (急に尖ってすみません)」
普段こんなこと言わない私がTwitterでそうつぶやいた。すみませんは言う必要ないかもしれないが、自分がそんな事言えるのか?という不安と、せめてもの優しさは残しておきたかった。このつぶやきに、いいねは付かなかった。いいねが付かなくったって、「ぴろちゃんって優しい人だと思ってたのにそんなこと言うんだ」と思われたって、別に構わない。こういうことを言うと、(逆に綺麗すぎることを言った時も)後から消したくなるが、今回は堂々としていられる。 

自分は一人しかいないのに、違う女の子や大学生と比べて「あの子はこうだよ」「周りはこうだよ」と、そっちが正解だと言ってくる。「ああいうコートが可愛いのにあんたの服はセンスがない」とか「TVで就活のインタビュー受けてた3年生はあんたとは大違い」とか、お前が決めつけんな。「辛い思いをさせたくない、あなたのためなの」と言われたって、あなたの幸せと私の幸せは違う。

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