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東京は雨。どうにもならない気持ちに終止符を

今日は東京は大雨が降っています。
私はひっそりと家で考え事を。

本当はやることは山積みで、ゆっくりしている場合ではないのですが、夏至のせいか、満月のせいか、少し気疲れしていて、やる気がダウンしています。
こういう気持ちって気候や体によるバイオリズムの影響でもあるし致し方ないよなあ、と思いながらパソコンを開いてみました。

そういえば、私の母親は「どうしようもないことを考えても仕方ないじゃん。いつまでもグズグズするな。」「何それいやだ、気持ち悪い。今はそんなこと考えたくない」みたいなことをはっきりいう人で、私はそういう母を見て育ったから、マイナスなことを言ってはいけないんだろうなというマインドブロックを抱えて生きるのが当たり前になっていました。
人に接する時、ついいいことばかり言ってしまう。ロボットみたいになってしまう。演じているような自分になってしまう。
大学生くらいの時は特に、そんな自分に辟易していました。

だからたまにお稽古事や習い事で母親のような感じの先生を見ると、つい昔の記憶がフラッシュバックして、固くなる自分がいます。
「ああ、この人に何を言っても受け入れてもらえないんだろうな〜」と思うとますます、私はロボットのように身を固くしてしまいます。

本当は私が何を思おうと何をしようと、どう考えても私の自由なのに、母親やそれに近い立場の人というのは、小さな頃の記憶から「この人に認められないと生きていけない」という本能欲求からか、つい認められることを求めてしまうようで…。
流石に私もう40歳近いので、頭では理解できているのですが。たまにふとそういう自分が出てくる時もあるんですね。

コーチングや星読みのセッションをしていて、ご自身のことを自分で決められないとか、つい相手に答えを求めてしまう方は、もしかしたらそんな風に幼少期の記憶で、自分がありのままであることを認めてもらえない、もしくは心が傷付けられた記憶があるんじゃないかと思う時があります。

そして行き場のなくなった自分の気持ちをフラストレーションとして抱え続けるから、自分が辛くなってくる。

でも大丈夫です。あなたはあなたの思うままでいいんですよ。
もう誰に何かを認めてもらえなくても、存在するだけで十分完璧な存在なんですよ。好きなことを言っていいんですよ。

答えは、相手の中じゃなくて、自分の中にいつもある。
見えている現実はかりそめの姿で、本当は自分の心を反映しているだけなんです。
自分が好きなことを選択して、好きなように生き生きとし始めた時、周りもその影響を受けて、生き生きし始める。

どうにもならない気持ちで今を生きている人がいたら、「自分は今どうにもならない気持ちで絶望しているんだなあ」と呟いて、その後この大雨に気持ちを流してあげてください。
きっと幾分か、前よりも楽になっているはずです。

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