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アダルトチルドレンということについて

自分がなかなか人に心がひらけないことを思い悩んでいました。
あるとき、その現象に「アダルトチルドレン」という言葉を知って名前をつけられるようになってからは、少し気持ちが和らいだことを覚えています。

家庭内トラウマを持つ人々
アダルト・チルドレンとは、子どものころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そして大人になった人たちです。
特徴は、相手の評価に過敏になり自分に自信がもてなかったり、自分の存在価値を確認できず、お酒や薬・仕事などに溺れてしまったり、対人関係がうまくいかず、居場所のなさ、生きづらさを感じるというようなことです。

上記の記述でいくと、私はだいぶ特徴は少ない方かと思いますし、家族だけというよりは、友達関係もかなり幼少期〜思春期はうまくいかなかったので、その辺も関係していると思います。

例えば、親が自営業で生き方ややりたいことに常に赤入れがされている気持ちになったり、自分の存在は「仕方ない」と思われていると感じることが多かったりしました。すごく仲の良かった友達は引っ越してしまったり、親友と思っていた子が他の子に取られてしまったり。変なおじさんにいたずらをされたり、異性から「気持ち悪いんだよ!」と言われたりとか。
そういうことをずっと自分の中で抱えていて、誰にも相談できなかった17歳くらいまで、だいぶ自分が苦しかったのを覚えています。
(逃げ場所はいつもインターネット。掲示板やお絵かきサイトの住人と化しました)

17歳くらいから、恋人ができたり、自分で目標を持ってやりたいことをやってみたり、自己表現ができるようになってから、だいぶ落ち込むようなことが少なくなったように思っていました。
ですがやっぱりどこかで、過去の暗い気持ちに蓋をしていたのが吹き出してくるのが抑えられない時がありました。
いつもは明るいのに関係が深くなると、恋人の前でとんでもなく暗くなってしまったり、泥沼のような感情になったり、性行為を自分の意思を無視して受け入れたりして自分が嫌になることもありました。

基本的に人のことを信用していないから、誰と話すのも怖かったんです。目を見て話せなくて、目を見て話す訓練をこっそりしていました。
恋人でさえ、何を考えているかわからないし、元夫の気持ちも分からなくて、ずっと好かれるように我慢しては自分の気持ちを明け渡すことができませんでした。演技を四六時中しているみたいな感じです。

いい子ちゃんから脱却しやりたい仕事の獲得をして、結婚して離婚して、お金がなくなって貧乏生活…と、自分の中ではとんでもないサバイバル生活を経て、コロナがやってきて、いよいよ物理的一人になった時。
心の師といえるお茶の先生に出会って、安心して自分を出せる人が出てきました。そうしてやっと自分の気持ちを周りの人に出せるようになって、人との付き合い方が変わってきました。

心の問題は扱うのが自分でもまだ難しくて、心理系の本を読んだり、アダルトチルドレン系の本や記事を見ているとあっという間に時間が経ってしまうんですね。それは楽しいとか興味深いとかではなくて、見るのが止められない…という感じなんです。自分の中で答え合わせをずっとしている感覚に近いのかもしれません。

だからこそ、今学べることや吸収できることがあるし、誰かのためになれるかなとも思っています。
時間をかけて、いろいろと学び伝えていけたらと思います。

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