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一生大事にしたい、お金の話

突然ですが、あなたは今、自分の資産がいくらあるかちゃんと把握していますか?ざっくりじゃなくて、数字がそらで言えるくらい把握していますか?この質問で、その人がお金にどれだけの価値を置いているか、大体がわかると思います。

私は普段「ありのままに」とか、どちらかというと「お金よりも心」重視の発言をしているし、真の豊かさは「お金やものを持ち続けることよりも、人生を味わう経験」と思っています。
ですが、私が一番悩まされ、時間をかけて向き合ってきたものは「お金」そのものなんです。

自営業の家系に生まれて、お金についてガミガミと言われ嫌悪感を抱いてきた幼少期。やりたいことをやるために借金してまでデザインと生活にお金を投資を超えて浪費した20代。人生を立て直すために、お金の勉強をして働きまくった30代前半。お金に関わる仕事にもついていました。
それだけ、私にとって「お金」は常に自分についてまわるテーマだったんです。
今だに自分にとってのお金の課題を完全に解決したわけでもないし、まだまだこれから向き合っていかないといけないと思っています。

そして私は、さまざまな経験を経て、お金と一緒に暮らしていく上でものすごく大事なことに気づきました。
それは、「どれだけ自分を知り、現実的に自分のことを管理できるか」
これがお金の問題と直結しているということです。

例えば、お金が欲しい!と思っても、どうやってお金を得るかを知らなければ得られないし、自分の現在地を知らなければお金をどこまで増やすべきかも計画できないのです。

ただ単に「お金があったらいいなあ」と思ったところで何も変わりません。
今の自分を知り、本当に自分のなりたい未来像をありありと思い描くことができなければ、それに見合うお金を作ることもできません。

実は、お金の世界はすご〜くすごくシンプルなんです。

  1. 現状の自分の状況を把握する(お金と自分のマインド)

  2. 未来の自分の状況を想定する(なりたい状況に見合うお金を算定)

  3. その未来に行くための方法を考える

  4. 行動する

  5. お金を貯める工夫と仕組みを作る

  6.  1~5の繰り返しで資産が形成される

この1〜6の中で必要なスキルは「自分の現実を知る力(勇気)」「自分のことを管理する力」です。
周りを見渡しても、お金に困っていない人は、宝くじが当たったとか親の遺産があるとかを除いて、すべての人がこの力を持っています。

あなたはお財布の中身を直視できていますか?
クレジットカードの支払額や明細を直視できていますか?
自分の稼いだり増やす能力がどれくらいあるか把握できていますか?
自分の貯める能力(と実績)がどれくらいあるか把握できていますか?
自分のお金にまつわるスキルを扱ってコントロールできている実感がありますか?

昔の私はこれらの中でできていることが皆無でした(笑)
今もパーフェクトとは言えないけれど、だいぶできるようになってきているかなと思います。
借金返済時代は、お金用のノートに毎日資産計算したものを写経してましたし、レシートから金額をうつしては、残りの金額と返済額の計算をしていました。お金も友達も家族もいなかったけど、時間だけはあったから計算機とネットや本の情報だけが友達でしたね(笑)

まあ、そんな極端なことをしなくてもいいのですが、それくらいお金は現実を直視させてくれる大事なものなんです。
私は昔、親や環境から与えられた嫌な思い出と、自分の思いつきのパッションだけで、現実を無視し続けてきました。だからお金のことを避けて避けて避けまくってきたんですね。そして結果がお話ししたような状況なんです。

だから、現実を生きる上では、お金をうがった考えでスルーしないでくださいね。自分に与えられた学びの機会と捉えてもいいし、お金そのものに重きを与えてもいいし、それを中心に添えてもいい。
けどスルーだけはしないでください。
お金をスルーするって自分の人生で生きるための原資をスルーしているのと同じなんで。

※ここに書かれている話は私の個人の見解で一般論ではありませんので悪しからず。もちろん、解釈はご自由にしてくださって構いません。

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