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親が高齢になった時、呼び寄せて面倒見る?施設に入れる? 「住まい問題」を考える


今回は、

高齢の親の「住まい問題」
について

様々な施設の違いや費用
も併せてお伝えします。

起業家の親が高齢になり、
転倒や
鍋を焦がす様になった場合

もし、

万一、出火したら
近隣への迷惑や賠償も・・

と、考えた時、

まず、
最初に考えるのが

①親を引き取るか
②在宅のサポートを受けられる様にするか
③施設に入れるか

と言う選択肢だと思います。

サラリーマンの様な、

介護休暇制度
介護休業給付(給与の67%支給)
残業免除
時短勤務
など手厚い保証のない起業家の場合

やはり
いざと言う時のために備えておく
必要があると思います。

(1)について、
実は、

東京で働く私の友人も
最近、
お母さんを東京に呼び寄せました。

この場合、

ご本人が意外と拒否される
ことも多いのです。

今までの友人関係も分断され、
全く見知らぬ町に
一人で子供の帰りを待つ

なんか
逆に鬱とか認知症になりそうな
気がしなくもないですが、

高齢と言っても

新しいコミュニティーに
積極参加できる親や
これから色々観光できる、と
ドライに考える親なら

案外
アリかもしれません。

その友人は
リモートワークが
週3回あるため
決断した様です。

(2)の場合は、
地元の市区町村
地域包括支援センター
ケアマネなどと相談することが
必要になります。

(3)について
ご参考までに、
初期費用と月額費用、用件は
こんな感じです。


【 公的施設 】
 
①特別養護老人ホーム 月5-20万円   
 65歳以上、,要介護3以上
 初期費用はありません
 ※一時期、入居200人待ちと
 言われた施設です
 
 
②介護老人保健施設  月5-20万円 
 要介護1ー5
 ※初期素養はありません
 治療の必要のない人向け
 退院後のリハビリ施設 
 入所期間は限定的です
 
 
③介護医療院(②の医療付き)
 月10-20万円 要介護1ー5
 ※初期費用はありません
 医療と介護を併用
 
 
④ケアハウス(自立型)初期0-数十万円
 月9-15万円 60歳以上 自立可
 ※家族による介護が難しい人向き
 サービスは食事・生活支援
 介護は外部サービス
 
⑤ケアハウス(介護型)
 初期数十万-数百万 65歳以上
 月10-20万円 要支援以上
 ※食事・入浴・排泄等はホーム
 提供の介護サービスを申込む
 
 
【 民間施設 】
 
⑥介護付き有料老人ホーム 
 初期0-数千万、月10ー40万
 自立可
 ※介護サービス月の居住施設
 介護サービスはホームが直接
 提供する 初期費用が安いと
 月払いが高くなる
 
 
⑦住宅型有料老人ホーム 
 初期0-数千万、月10-40万
 自立可
 ※⑥との違いは、入居者自身が
 外部の介護事業者と契約する
 
 
⑧サービス付高齢者向き住宅 
 初期0-数百万 月5-30万
 60歳以上 要支援以上
 ※高齢者向けの賃貸住宅で
 安否確認と生活相談がつく
 介護や食事の世話は施設による
 
 
⑨グループホーム(認知症対応型
 生活介護施設)初期0-数百万
 月10ー20万 65菜以上
 要支援2以上 認知症患者
 ※認知症の高齢者のホーム
 
 
⑩シニア向分譲マンション 
 初期数千万以上、月額多様
 自立した高齢者
 ※55歳以上 レク施設充実
 唯一、所有権のあるマンション
 資産として相続・売却可能 
 

如何でしょうか。


高齢者になっても、
公務員や大手企業にいた人は
何とかなりますが、

月7桁の企業家でも
厳しい現実がありますよね


ましてや
その後に
自分たちも控えているとなると・・


あなたの未来の選択の
お役に立てば幸いです。

©️2024  ようてんとなーたん


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