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まちづくりにおける新しいコミュニティスペースの可能性を探る【the Port kakegawa】

はじめまして。香花と申します。
主にイベントの空間デザイナーとして活動しています。
フリーランサーになりたてです。

この度ランサーズ新しい働き方LABの第三期研究員として、まちづくり企画に参加することになりましたので、このnoteにまとめていきます。

私は指定企画「【the Port kakegawa × CreativeLAB × ワークキャリア】 〜掛川市後援〜」のアート部のひとりです。
本記事は第一ステップとして、企画の概要について記します。

◆実験の目的と背景


フリーランスとして仕事をすることを決めてから、どういう範囲で、どのように仕事をしていこうか悩んでいました。
その最中「新しい働き方LAB第3期研究員募集」という文言を目にします。
なんとなくその記事を読み、一つの指定企画に興味がひかれました。

【まちづくり実験室】共創型の場づくりを通じて、地方のまちを豊かにすることはできるのか?


就職時にしっかりとイベント業に足を突っ込みましたが、そもそも出身大学を受験した理由は、まちづくり等のコミュニティデザインを学びたいがためでした。在学中に空間デザインに惹かれ、趣味のストリートダンスでイベントに携わったことをきっかけに現職に至ります。

しかし根底にある、コミュニティをデザインしたいということは変わっていません。現在ではイベントで空間デザインという観点からコミュニティを促すことを一つの目標として活動しております。

フリーランスの空間デザイナーとして範囲を決めていく中で、まちづくりも考えていましたので、もし研究員として参加できれば万々歳だと思い、アート部に応募しました。

the Port kakegawa   アート部
【活動内容】

アート部はアートの視点を通して、the Port kakegawaの空間そのものを作品化できないか!?研究員と地域がコミュニケーションをとりながら構想&実証していく部門です。
ゆくゆくは作品化した空間での作品展示やアートWS開催など、コミュニティスペースの新しいあり方の実験にもつなげていきたい!
なおこのアート部の活動は2024年に実施される地域芸術祭「かけがわ茶エンナーレ2024美術プロジェクト」と連携した取り組みとなります。

【ゴール・アウトプット】
・チームとしてthe Port kakegawaの内装を構想・創作すること

https://note.com/lab_lancers/n/nf0e6ed235327


私がデザイン業を目指したきっかけとなったコミュニティデザインに、空間デザイナーとして微力ながらも携わることができることが素直に嬉しいですし、イベントの空間デザインの経験・知識をまちづくりにどう持ち込み、
これからを創っていくことができるのか。
実験を通してまちの新しいコミュニティスペースの可能性をつかみたいです。


◆検証したいこと

まちづくりにおける新しいコミュニティスペースの可能性

そもそもまちづくりにおいて、コミュニティスペースは必要なのか。
町内会や自治会含め、これらの議論は行われています。賛否の背景にはそれ相応の意見も存在しますし、個人的にはどちらとも言い難いところではあります。

しかし今回はポジティブな部分に焦点を当てて、実験を進めていきます。ネガティブな部分に全く目を向けないというわけではありませんが、軸を作るためです。

ポジティブな要素として、そのまちに住むという共通点の老若男女が互いを認識し、コミュニティを創り上げていくきっかけのスペースであることです。ここにイベントという一時的な出来事が取り込まれやすい仕組みやサイクルを空間的に与えることで、新しいコミュニティスペースの可能性を検証したいです。


◆活動の概要


the Port kakegawaのアート部は5人で動き出しています。
それぞれ離れたところに住みながらも、どのような場づくりをできるか、
kakegawaの強みを活かしていく方法など、様々な視点から活動します。その中でも、私はthe Port kakegawaの立地条件や空間構造など、空間的観点からアプローチ・仕組みの提案を行っていきます。

the Port kakegawaは1階の玄関すぐに階段があり、2階の主なスペースへと繋がります。そこの繋がる空間を活用することがアート部の活動のひとつです。つまりthe Port kakegawaを訪れたひとが必ず通る空間でもあります。
そこを彩ることでコミュニティスペースの新しい可能性を導きだしていけたらと考えています。

それぞれ違う職業・居住地などの5人だからこその面白さをだしたアート部として、まちづくり企画の一部として活動します。


◆実験の測定方法


コミュニティスペースの方向性や進め方が決まりましたら、実際に掛川に住む方々を招いたワークショップを行い、その反応を伺います。
まだまだ仮定段階の話ではありますが、実験といえど住む方々にとっても素敵な経験となってもらえるよう進めていきます。


◆これから


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
これから6か月間、その活動をこのnoteに記し残していきます。
今回研究員としてまちづくりに参加しますが、それはあくまでもきっかけの一つとなり、5年後10年後にも掛川のまちづくりに貢献している場づくりをできれば幸いです。

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本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に応募するために、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/



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