3月19日(土) 優しさ

心の中に優しさはあるのに、なぜそれを使っていないんだろう?ある人と一緒にいると、いつも使っていなかった筋肉が動く気がして、ぎしぎしさになんだか自分に後ろめたい気持ちがします。ずっと奥に潜んでいるのに、それが一番の私らしさなような気がするのです。

母子手帳を久しぶりに見ました。2歳のときの私。

普段、1才10ヶ月年上の兄と遊ぶことが多くなった。楽しそうに兄と同じことをして遊んでいるのだけど、欲求がぶつかり合った時に2人共うまく対処できないので、けんかをすることもしばしばある。そんな時、大きな声を出したりたたいたりして、兄にひるむことなくけんかしている。赤ちゃんの頃の泣き方からずっと感じていたのだが、かなり気の強い子だなと思った。そして、親に対しても欲求を通そうとかなりダダをこねるので、外出中は特に手がかかる。一方、ケガを気遣う優しさや、物をとってきてくれる親切心や、陽気さなど良い面も育ってきている。

私らしいなぁと思いました。理想は、表立って見えることはないけれど、行動原理の裏側には濃〜い優しさがありますみたいな、じんわり透けるくらいのやつ。今、2歳の時と比べてどのくらい成長していて、理想とのギャップはどのくらいあるのだろう?

未だにあるのです。"うまく対処できなくて"ダダをこねる、けんかをする、ぶち当たる、めっちゃ引く、等(苦笑)「(2歳の頃と)大して変わってないなぁ〜。」というのが私の所感で、頭をぽりぽりとかいてしまいますね。無邪気な頃に比べて、さらに自分が傷つくことが怖い、外が傷つくことが怖い、も加わりましたが、果たして優しさは成長しているのかな。

優しさは、どこへ行くにしても心のパスポートな気がしています。毎日5ミリずつ成長して、ハンコを増やしたいです。めったなことでは折れない強さを、優しさににじませたいな。

きっと悪いこと、苦手なことは人生で起きる。優しさは万国共通の、そんなときの解決策になりうると思うのです。


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