かけがえのないサンデーサニーガールズ
２０２２年６月１日にリリースされる、日向坂４６ ７thシングル
「僕なんか」のCDジャケットの衣装を担当しました！
CDは５形態、22人全員がお揃いの衣装を着用しています。
みなさんのお気に入りはどの形態ですか？
私のお気に入りはTYPE-Dです。衣装のブルーがバックの黄色と色がマッチしていて素敵！通常盤の重なり方も好きです。！
正直、
ウエストも締めない、露出も少ない、上から下まで総柄の衣装でとっても心配でした。アイドルの皆さんが普段と全く違う衣装を見に纏って、良いと思っていただけるのだろうか、と。。笑
公開後に日向坂46さんのブログを読んでいたら、この衣装が好き！と言ってくれているメンバーがいてホッと安心しました・・ありがとうございます、！
私目線ですが、本当に皆さん可愛かったです。とても新鮮でした。
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衣装のお話をいただいた時、
私は大学の卒制に取り組んでいる真っ只中でした。
実はこの衣装も卒業制作の１ルック。
今年春に美大の服飾科を卒業して、一発目のお仕事となりました。
４年間の大学生活、集大成は「BLOOM」というタイトルで、去年２０２１年３月から約１年間コレクションの発表を目標に取り組んできました。
後半は審査やら展示やら色々ありましたが、昨年末にやっと発表ができたものです。
「BLOOM」についても説明したい！ので、また他の記事でnote投稿しますね。
コレクションを発表するにあたって、夏頃に一度２ルックの試作を製作しました。ジャンプスーツとミニワンピース。
試作した後、すぐに撮影を組んでSNSに投稿しました。
この時制作したものが「僕なんか」の衣装を担当する大きなきっかけでした。
最終的に卒業制作では、素材や色味も変更してより普段使いに馴染むジャンプスーツに仕上げました。
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真っ青の衣装が印象的ではありますが、衣装のお花模様？のテキスタイルを不思議に思っている方が多かったので、解説します。
最終的に卒業制作では、5柄、色展開も含め10柄を製作しています。
ソースになっているのは日本人のルーツである着物から。
着物のモチーフに、それぞれ意味があるのをご存知ですか？
例えば今回の柄は、牡丹と熨斗を組み合わせて制作しています。
高貴であり幸福を意味する牡丹と、
多くの人からの祝福を意味する熨斗(のし)。
BLOOMの柄には、これらのモチーフの示す意味を組み合わせ、
着る人を元気付けるようなポジティブなメッセージを込めているのです。
ちなみにこの模様には、
”YOU ARE IRREPLACEABLE TO ME”
"あなたはかけがえのない存在だよ"
というメッセージを込めました。
ジャケ写の衣装では色味など修正があり、最終的にこのように。
ピンク、オレンジやイエローなどの暖色と、爽やかなブルーの組み合わせがとてもすきなんです。
久しぶりの小坂菜緒ちゃんの復帰、今回の活動で最後の渡邉美穂ちゃん。
22人の女の子たちが揃うのは今回で最後。
そんな貴重な機会に、このテキスタイルで
遠くからでも後押しできたら嬉しいです。
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年も近い、かけがえのないサンデーサニーガールズとお仕事でき、幸せでした。
これからも、個々がキラキラ輝きながら活動できる環境が続いてほしいです＾＾
発売延期もあったのでかなり長い時間がかかったのですが、
６月発売にふさわしい爽やかなジャケットで、季節もぴったりでしたね！
好評いただいているようでとても嬉しいです。
CDショップなどで展開されるのが今から楽しみです☺️
ジャケ写制作チームのスタッフの皆様、
スムーズに22人が着用できるよう、短期間で衣装を沢山制作してくださったぴえーる・ぼーての石渡さん、
実は映らなかったのですが、、足元にもいっぱいのこだわりがありました。様々なスタイリングを考えて可愛いソックスとパンプスを用意してくださったスタイリストの梅田さん
ありがとうございました！お二人から勉強になることばかりで、多くの刺激をもらいました。
またお会いできる日まで頑張ります☺️
最後に、アートディレクターの永瀬由衣さんへ
大学・学科の大先輩でもある由衣さん。
学生生活最後のわたしに衣装デザイナーとして機会を与えてくださり、ありがとうございました。！日向坂46への愛と美しいディレクションの数々、、毎回素敵ですが、今回の7thシングルに新しい花を添えることができますように！
感謝の気持ちを込めて。
hanami （荒木 花実）
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