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北か南か

9月25日0時過ぎ。

呪術廻戦236話を読み阿鼻叫喚のタイムラインの中、あるつぶやきが目に留まりました。

「120話で灰原が指差した方向が北だったりしない?」

いやいやまさかそんなと思いながら検索してみると言及してるポストが意外と多くて一部ではそれを前提、共通認識にしている雰囲気すら感じられる。

これは236話の中で冥さんがおすすめの移住先として「新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ行きなさい」と語っていたことが明かされ、七海は迷わず南(クアンタン)を選んだが最期は未来に賭けたことが由来します。

呪術廻戦なら、芥見先生なら100話以上前から伏線を張っていても不思議じゃないけれど、4年以上七海推しをやってる身としては鵜呑みにして語るわけにもいかないので調べました。


駅構内図と地図

七海の最期の場所はここ

東急電鉄公式サイトより

渋谷駅の地下、田園都市線と半蔵門線のハチ公改札近くです。

七海は赤枠内右側の出口A7〜8につながる階段を降りて改造人間を一掃しながら左に進み、出口A4〜5横にあるコインロッカーの手前で真人に遭遇します。

虎杖はハチ公改札の方から駆けつけるのでこの方角がわかれば灰原が北を指差していたかどうかがわかる。

ですが構内図だけでは方角がわからないので地図を開きます。

マーカーを引いた出口A4〜7、A12の位置から構内図とだいたい同じ向きにしました。ざっくりですが上が北です。

となるとハチ公改札は東側になる。
北じゃないじゃん。


地図を見間違えている可能性も0じゃないので最後は現地で確かめます。


現地に行ってみた

改札を背にした状態

着きました。

14巻102ページの無抵抗な七海の胸に真人が手を当てているコマに近い角度です。少し奥に見えるどこか歪で特徴的なコインロッカーの文字が目印。ここが出口A4〜5横のコインロッカーです。

以前偶然通りがかったとき、初めて来る場所なのに鮮明に見覚えのある景色で驚いた記憶があります。

ハチ公改札側の写真は人通りが多くて載せられそうにないので割愛。


北か南か

七海が立っていた位置である柱の前で真人の方(壁側)を向いてコンパスを開きます。

地図で確認したとおり北です。

次に七海と向き合うように現れた灰原が左を指差します。これは七海視点では右側なので右を向く。目線の先にはハチ公改札が見えます。

東ですね。

ということで灰原が指差した方角は、新しい自分を求める北でも昔の自分に戻りたい南でもなく東でした。

お気に入りのパン屋に行きます