ダック22

ティーンエイジ 今日も鏡を見つめてる

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最近の記事

表情のない写真

SNSにポストする写真は 友達とかだと顔が映っていないものになりがちで でもそのおかげで 表情が映っていない写真がなんか好きだってことに気がついた ルネマグリットの絵画のような無機質さがある 顔が語るなんていうように、 表情は時に、言葉より正直である その表情という情報が欠けると、どうも難しい 感情を読み取るにおいて一番重要とも言える表情が見えないことで、 一枚の写真が急に作り物のような無機質さを持つ、気がしている

    • 久しぶりに帰ってきた友達と昨日、一晩中話をした その中で最近日記を始めた話を教えてくれた 朝少し寒い海ですき家を食べている時に、「今日の日記は面白くなりそう」って言った

      • (殴り書き)誰かの不幸の横

        車で音楽を聴いていい気持ちになっている私の横目を赤い光とサイレンが通り過ぎた 誰かの命の危機と文字通り隣り合わせながら平穏を生きている 私が苦悩に頭を抱えているとき隣の部屋で兄が鼻歌を歌う 知らないってのはそんなもの 地球なんて規模で全員が同時に悲しんじゃいられない とはいえ誰かの不幸を知った以上無視していいとは思わないしそんな人間でありたくない なにより、平穏への感謝と愛を少し

        • やかましい世に背を向けて

          あんまりだ ほんの少し指を動かせば100人の言葉が見えてしまう時代がしんどくてしかたがない 数万年前と今では、 認識的な地球のサイズが縮小してしまった 天動説なんてのを説いていた時代と 昨日世界の誰かの家で起こったおかしな出来事を小さな画面越しにみて笑っている時代 なんだか、 知らない土地がそう遠くないように感じれる 知らぬが仏って言葉の通り、 知らないってことがもはや一種の幸せとも取れる時代だ 知ることが容易すぎて、あまりにも知れすぎて どこかの誰かをおもって胸を痛

        表情のない写真

        • 久しぶりに帰ってきた友達と昨日、一晩中話をした その中で最近日記を始めた話を教えてくれた 朝少し寒い海ですき家を食べている時に、「今日の日記は面白くなりそう」って言った

        • (殴り書き)誰かの不幸の横

        • やかましい世に背を向けて

          2022/10/23

          時々自分の死後を想像する 死後の自分自身ではなくて 仮に今自分が死んだとして 誰がどう思うのか どう感じるのか みんなの中で自分自身はどう終わるのか。 今自分は誰に支えられているのか 誰を支えることができているのか 自分の気持ちは伝わってるのか 相手がわかってくれている上で生活をしたい 伝えられるうちに伝える そうするべきだとわかっていながら どうするわけでもないまま 今かもしれない死が ただ来ないことだけ祈っている メモ 2022/10/23

          カメラはじめました

          素敵な個展で素敵なカメラマンに出会って、 おすすめのカメラを教えてもらった 前々から写真を見るのも撮るのも好きだった私は、 カメラが欲しいと思ってはいたものの 触ったこともないためにいいカメラというものが本当にわからなかった ですがこのたびゲットしましたカメラ。 なかなか難しくて、その難しさが楽しくて。 写真を撮るために出かけるのがニューホビーなわけです

          カメラはじめました

          気がつけば、甲子園の選手達が自分より幼くなっていた

          気がつけば、甲子園の選手達が自分より幼くなっていた

          愛おしい主人公

          大通り沿いの歩道が小学校への通学路だった 行き交う車を見ながら、生意気にも (あんな車ぜったいのりたくない!) なんて思っていたはずなのに、 少し前、同じ車を見て「あっ、可愛い」なんて呟いていた 日々生活する中に自分の成長を実感する 確かにわたしだった過去の感情を俯瞰している現状は、なんだか小さな頃に読んだ本を読み返しているかのようで 心地よくてあたたかい 今日、 自転車に乗って珈琲を飲みに行った帰り道、 小学校6年生の頃 (中学校は絶対この自転車で行く!) なんて心に決

          愛おしい主人公

          幸せに死ぬために

          中学だか高校だか、 ある時、交通事故についての講習があった 壇上で話す彼女は、交通事故で当時小学校低学年の息子さんを失くしていた 自分の子を産んだことも失くしたこともないが、とても胸の痛む話だった その事故から二十数年、 彼女は未だ声をあげて泣いていた 事故についての講習を全国各地で行う彼女が、未だ人前で壇上で声をあげて泣いていた もちろん交通事故の恐ろしさを学んだが、同時に彼女を哀れんでしまった。 事実は知り得ないが、 私には彼女は長い間ずっと悲しみから抜け出せず、もは

          幸せに死ぬために

          誕生日を迎えた

          人に感謝をできない人に 態度がデカい人に 迷惑なんて考えられない人達に 人をバカにするあいつに プライドが高いあいつに 気まぐれなあいつに 何も伝えない自分に どうしようもなく腹が立つ 人より多感な自分に期待をしているが 何もしない自分は未だ0だと知っている 踏み出すことはほとんどなく 嫌なことからは迷わずに逃げる 踏み出してみても良かったのかもしれないと 思い返してみるものの、 踏みとどまった今までの平穏に 棲みついている今 時に遥か上を志してみては あまりの無謀さに

          誕生日を迎えた