6&7日目 女の子って本当に楽しい！

こんにちは〜！ はい！え？昨日サボっただろって？… そのとおりです。家族と仲良くなるため基本的に私はずっとリビングにいるのですが、そうするとスマホが全然触れない！！！ さらに昨日はマラーティー語の宿題が16ページもあってなかなか寝れませんでした。そんな、どんどん軌道に乗ってきた6日目！！

SEX RATIO MAP

夜にお母さんと妹と3人でお喋り。Twitterで回ってきたこの画像。インドの男女の人口の比率です。日本では僅かに女性が多いですが、あきらかに男性のほうが多いとのこと。
インドでは女性が結婚するときに、家財道具や牛を男性側にあげるという風習があります。そのため、「なぜ結婚して家にいなくなる&力もない女を生む必要があるのか？」と、検査で女の子と分かった瞬間殺してしまう人も多いそうです。

また、選挙年齢、教育無償化の話も。話しているうちに、私達がいま生きている日本って本当に変わりつつあるなと実感しました。
また、大学受験の話になり、偏差値の概念や慶應幼稚舎を始めとする幼稚園受験についても説明。まだ来て一週間でここまで深く話してもいいのか…? ってくらい話しました。

続いて7日目。

Cutie Pie Pre school

この日は初めてサリーを着ました〜！！ 本当に楽しかった！ 何でお洒落したらこんなに強くなれそうな気分になるんでしょうね。 頑張ってメイクしたけど薄すぎて「化粧した？？」みたいに言われました。土曜日にお母さんがインドメイクしてくれるらしい。楽しみ。

そして向かったのはお母さんの経営者する幼稚園‼
これが本当に楽しかった！！！ 今日が伝統的なお祭りだったのでみんな民族衣装を着て登園。
インドの子どもってほんっっと〜〜にお目めがぱっちりして可愛い。しつこくもないし、子ども嫌いの人はインドに来てほしい笑

園が終わったらお母さんと話した。お母さんは元は学校の教諭だったけど、子どもたちになぜ空手をやらせるのか？ 教育費が高すぎないか？との理由から独立。先月開園したばかり。一人でやるって凄く勇気がいっただろうな〜と思う。
また、他にもbest woman's awardみたいなのを取ってる強い女性みたいです。バイクに乗る女性も、お母さん以外に見たことがありません。凄いなと思う一方、これが普通じゃないということを認識しておきたいなと思いました。

文系の人権

続いて学校に入学登録！！ ！ ワクワク(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))という気分だったのですが、マンモス校〜〜！！ 殺伐とした雰囲気〜〜！！！ 馴染めるのか心配。
さらに悪夢が。学校には文系・理系・商業科の３つがあるのですが、なんと文系はマラーティーだけでの提供！！！ 私は理系を選ぶことになっていたのです！！！私のことを知ってる人なら分かると思うのですが、これは由々しき問題。数学が本当に本当にできないのです。英国の偏差値と10-15差をつけいるほどに😇 ましてやインドのトップの学校の理数科。毎日数学、物理、生物、化学の繰り返し。…！？これは地獄以外の何物でもないのです。
さらに私は「文系を選ぶなら留学扱いで帰ってこれるかもしれない」という約束で日本を発ったのですが、理系しかとれない。ほぼ確実に学年は下がってしまいます。
苦痛を1年間味わったあげく知らない一個下の学年と2年も高校生活をしろと…?
もしインドに来なければこんなことにはならなかった…? 絶望に溺れていました。
もうどうせ休学扱いになるのなら商業にしよう。そう思って申し出ると、教職員爆笑。インドでは「女の子は医者に、男の子はエンジニアになりなさい」が決まり文句なほど理系優位なのです。ですがやっぱり女性は文系が多い。だから女性は英語が喋れないことが多いのだとか。

心持ち次第

その後、私が出席できなかったぶんのオリエンテーションの補講を私のために行ってくれることに。
それが大当たり！！！ 私の担当のサポートの方が、元アメリカ留学経験者の方で英語の発音が綺麗。コミュニケーションがストレスなく取れるってこういうことか〜と感動！！！ よくあるトラブルやその対処法を教えていただきました。さらに理系でも地理が取れることなどを教えてくださり理系でも頑張ってみようかなと思えました。もうここまで来たら、SATのmath2,physicsもドンと来いの学力を身に着けてやる〜〜！！

2月まで1年間日本にいたという男の子も来てくれたのですが、その話も面白かった。鹿児島に派遣されるとしか聞かされていなかったのですが、「いや君はもう一回飛行機に乗るよ」とジェット機に乗せられ、着いたところは琴海島！！！ 「島で1番高い建物は高校！何もない！！！」その"Nothing!!"の言い方が訛ってて、吉幾三みたいで爆笑してしまいました。
英語が喋れる人も英語の先生だけで、本当に苦労したそう。彼の境遇に比べればましだな、頑張ろうと思いました。

帰ってきてすぐダンスの教室に行って、帰宅したら21時。その後夕食。もう眠くて眠くてクタクタ。家族とのコミュニケーションもそんなに取れず。
でも今日はよく頑張った！自分を褒めたいです。