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友達からの恋愛って…(3)

⇧の続きなので読んでいない方はぜひ…🪽

想いを伝えてからも変わらない関係性でいてくれる彼と帰りが一緒になり駅まで向かった帰り道。
「想いを伝えられた側が変な態度とるっておかしくない?」はまさに彼らしさを象徴しているコトバだった。

電車の線が違うのに、結局自分の方面まで来てくれるところも、なんだかんだ1時間くらい付き合ってくれるところも、相変わらずの《彼らしさ》を感じつつ、「最近どう?」と踏み込む。
私は言ってしまえば例の彼女のことを彼はどう思っているのかを知りたかった。

結論、両思いなのが分かった。
じゃあ、ただただ私が邪魔者だっただけやん〜。
って強がりはさておき。

今まで以上に割り切って話せる関係性になったからこそ、思う存分聞いてみた。
その中で、私と彼に共通する友達からの恋愛が発展することについて、新しい価値観をもらった。

例えば同じサシ飲みでも
《お互いの考えや出来事を共有し、お互いのことをもっと知っていく》
いわば真面目な話が出来る人もいれば
《バイバイした時には何話してんだかすっかり覚えてないけど、楽しかったしまぁいっか!》
という中身のない話で盛り上がることが出来る人もいるだろう。

私の恋愛における友達の定義は前者であり、
自分にとってはそのように過ごせる時間=有意義な時間となる⏳
恥ずかしながら、それが一般的だと思っていた。
一方で私が想いを寄せていた彼のそれは後者だった。
彼にとって前者はビジネスパートナーといういわば恋愛とは真反対のポジションなわけだ。

それを知った瞬間、
《あ、じゃあそもそも無理だったんだ。》
と率直に感じた。

もちろん、"彼にとっての恋愛対象に自分が入ることが"もそうだが、"私が望んでいる人は彼では難しかったんだ"という気づきがだいぶ大きかった。
(とんでもない上から目線だけど、それだけ彼が素敵で魅力的に見えていたのは事実で、これを読んでくださっているみなさんにも会っていただきたいくらい、誰からも愛される素敵なヒト。)

誰よりも自分のことを理解してくれていて
一緒に過ごす度に"よしっ、がんばろう。"と
思えるくらい1人のヒトとして尊敬していた彼。
きっと出会ってからこれまで見てきた彼の姿は
どれも嘘偽りない姿だった。
そんな姿に魅了され、そんな姿に自分が甘えていた。ただ、それだけのこと。

私は応援してる。分からないけどねん。笑
でも、やっぱり楽しかった。
勝手に、楽しませてもらってました。

改めて、素敵な半年間を、ありがとう。
がんばれよ、マブよ。






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