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あるA個展「蓋(部)」終幕のご挨拶

個展「蓋(部)」10/24の終幕から約1ヶ月。
ご挨拶がだいぶ遅くなりまして大変申し訳ございません。
良くも悪くも日常に‘戻る‘ことに時間を要してしまいました。


出来れば、そのままで在って欲しい、とらしくないことを思ってしまう程のたくさんの美しいお花やおいしい差し入れの数々、そして約1ヶ月にわたる会期中、蓋(部)に触りにご来場、及び作品をご購入頂きありがとうございました。また、個展のチラシ設置にご協力賜りました店舗様にも、こころより、感謝申し上げます。


こういうナマモノを久しぶりに見れた、嬉しい。というお声をたくさん頂き私も嬉しかったです。
ある人の「作品を観にこの空間にくるとあなたの顔を忘れる。」という言葉が妙に嬉しかったんです。
私の、あるAの作品で無くともいいのです。といったら失礼に値するかもしれないし、やや語弊があるやもしれませんが、作用が嬉しかった。芸術の概念は決めるべきでもないし決められないけれども(・・・と決めて居る気もして嫌ですが)
鑑賞する前と後、どんな種類のどんな大きさの差分でもいい。浅さや深さも関係無く、僅かでもいい。
差分があったならそれでいいのでは無くそれがいい。それに気付いて感じてだいじにしようと忘れようと無視しようとなんだっていい。真実と事実は異なります。真実は難しい故にかっこよくても、シンプルな事実の方が力をもって居ることだってある。


あなたの蓋はひらけてきましたか
更に閉じる力が強くなった?
蓋は凹んだ、壊れた?
新しい蓋を手に入れる為に捨てられた?
如何なる時もあなたと共に在ります。
あなたを閉じ込め、あなたを守って居る。


キャパはひろい方だと自負して居たつもりだったのですが、感謝が追い付かない程にそれはもういろんな種類の愛を浴びさせて頂きまして
日々、応えたい、しかし堪えるのはちがう・・・!と葛藤して居りました。
お返ししきれずに、すみません。
これから、自分の言動や関係性、そして私という人間を通して濾過された芸術の(あくまで)一種がもたらす作用でお返ししていけたらと思って居ります。
早速個展終盤から、楽しみなご依頼のお声がけ頂き、光栄です。
そして会場に設置して居たメッセージノート、すべて何度も読み返す程に
何にも換え難い財産です。


初の試みで占いコラボして頂いたらむちゃん。
戯黒を一緒に愉しんで頂いたユカさん。
開催を喜んでくれ駆けつけてくれた家族。
個展の間も支えてくれた私のミューズでありパートナー。
そして会期中会場でご尽力頂き今回の好機を与えて下さった
主催・庭ニ咲ク人ノ力のみなっちさん。
ほんとうに、ありがとうございました。
この世の大いなる無駄に、探究そして愛を。



またお会い出来るときまで、ごきげんよう!
さようなら。

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