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2023.9.18 cali≠gari「TOUR16 FINAL-銀河鉄道の夜~廃線された未来駅にて~-」 @Zepp Shinjuku

何事も始まりがあれば終わりがあるとわかっていても、やはり"終わり"には寂しさ、悲しさ、辛さといったマイナスな感情がつきものだと思うんですよね。

ツアーがこの日で(一旦)終わってしまうことに関しても、ずっとずっと寂しさを抱いていました。

ライブ前日の自分のツイート(Twitter過激派なのでポストとはまだ言いたくない)を見返したら、超絶寂しがってて我ながらウケました。

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ツアーファイナルの会場は、いつか行けたら良いな〜と思っていたZepp Shinjukuでした。こんなにも早く実現するとは。cali≠gariには絶対にやって欲しいと思っていたハコなので、発表された時は本当に嬉しかったなあ。


Zepp自体めちゃくちゃ久しぶりでした。
最後に行ったのは2018年らしい。ひえ〜。

散々ツアー中に色々なものを買ったくせに、ツアーファイナルまで物販に並ぶ私、推しという賽銭箱に銭をめちゃくちゃ入れる良客になっている(のであれば嬉しい)。

物販会場で待ち受けていたのは、

顔はめ(???)パネルでした。
本来石井さんの切り取り方が正しいはずなのに、cali≠gariだとなんか石井さんがズレているように見えてしまうのは何故だろう。
写真撮りたかったけど、友人と合流する前だったので普通に無理でした。俺は弱い。

噂では聞いていたけど、マジでドリンク代は交通系ICしか使えないし、マジでライブ会場までの道のりが長すぎて驚きました。行きはまだしも、帰り結構しんどくて、終電ダッシュしなきゃいけないライブには向いてないなあと思うなど。

勝手なイメージで、Zepp系列のライブハウスは横にデカめな気がしていたのですが、新宿は縦にデカめって感じでした。

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ライブの感想↓↓↓

・「星めぐりの歌」、もう聴けなくなってしまうのが本当に本当に寂しい。ちょっとしんみりしていたら、いつもよりメンバーが出てくるのが早くて、おやおや?となる。石井さんが最後に出てきて…う、歌ったぁぁぁぁ……。まさか生歌が聴けるとは思わなくて感激。

・石井さんが登場した時、あまりのビジュの良さに変な声が出た。ヘッドホンにピンクのファーコートを羽織っている感じが、KinKi Kidsの堂本剛さんみたいでグサグサグサグサ刺さりまくって思わず拝んだ。隣を見たら友人も拝んでいた。思考一緒かよ。

ビジュの良さに沸き立つ一方で、ヘッドホンをしているということがかなり自分の中で引っかかった。
というのも、先に述べた剛さんも突発性難聴で片耳が聴こえなくて、調子が悪い時は聴こえない方の耳に綿を詰めてその上からヘッドホンをしていたということを知っていたので、もしかして石井さんも耳の調子が悪いのかな…と心配になってしまったのでした。本人も身体上の都合によりって言ってたからなあ…どうなんだろうか。

・大好きで大切な「銀河鉄道の夜」。
この曲が生まれてきてくれたおかげで、私の故郷にcali≠gariの聖地的な場所が出来たんだよな。何度も噛み締めてしまうくらい嬉しい出来事です。
後ろの照明が銀河のように輝いていて、すごくグッときました。

・「狂う鐫る芥」でアンテナを目一杯伸ばせていた石井さんがご満悦そうに見えて可愛かった。マジでトランシーバー的なものを使って歌って頂くというオタクの夢を叶えてくれてありがたかった。

・「一つのメルヘン」聴けちゃった(^ω^)。
マジ大好き愛してるLOVE。どのくらい好きかって言うと、青さんが「絶対一つのメルヘンのPV作るからな?!」と言っていたのを信じて待っているくらいには好き。この前のロフトの次の日の撮影はもしやPV撮影だったのでは?!?!と期待したけど違った。笑

・「紫陽花の午後」が終わっても鳴り止まない雨音。これはもしや…と思ったら「続、冷たい雨」〜「冷たい雨」で涙が出そうだった。出"そう"で終わったのは、GOATBEDの時に石井さんが青さんの発言・行動をいじって「外、雨降ってますか?」「なんだ、雨が降っていたら冷たい雨をやろうと思ったのに」と言っていたのを思い出したからなのでした。石井さんめ。
この時の照明もとても綺麗だった〜。水面が映っているようでした。

・青さん「でっかいハコは良いですね。どうですか?研次郎さん。」
研次郎さん「デカいハコ良いですよ。ということはアレが聞けるってことだよね?"アリーナ!"(青さんのモノマネ)ってやつ。」
会場爆笑。

・青さん「色々なアーティストのMCとか見て勉強するわけ。そしたらまあ〜面白くない。面白くないのにお客さんは何言っても笑うんだよね。神様だと思っているから。
…cali≠gariには神様しかいません。」

・デカいハコでも自由な石井さん。衣替えのために一旦裏にはけていった。
青さん「あの人40代ですよ?40代でピンクって…。」
研次郎さん「しかも後ろにうさぎいたよね?なんでだろう?今年がうさぎ年だから?」
青さん「あの人はそんなこと考えない!」
(私的には脱兎さんとかけたのだと思っていた)

・研次郎さんがボソッと「早く戻ってきて欲しいんだけど」みたいなこと言ってたの、珍しく?石井さんに対して辛辣でウケた。

・ピンクのファーコートを脱いだ石井さんが再登場。
青さん「暑かったですか?」
石井さん「ええ、もう想像の通り。」←そりゃあそう。
この後石井さんはまたモナリザみたいな微笑みを浮かべていました。不思議な人だ。

・「禁断の高鳴り」で石井さんがファンサっぽいことをしてて普通にくらった。最後の"握り返してやるぜ"のところを"握り返してくれよ"と言い換えてた。はい、喜んで!!!って感じだ。

・このツアーで最も好感度?が爆上がりした曲は「コズミック然れど空騒ぎ」なのではなかろうか。「マッキーナ」だけじゃなくて、この曲と「淫美まるでカオスな」もジュリ扇振りたいんですけれども!

・「Engaging Universe」、私が何度も映像で観たEX THEATER ROPPONGIの時と同じ布陣での演奏を、目の前で観ることができて嬉しかった。この日の石井さんは寄せて歌うというよりかは、石井さんとして歌っていたような気がした。

・1回目のアンコールでは、新曲「廃線された未来駅にて」を初披露。退廃的という言葉がピッタリな曲だと思う。個人的には意外な曲調でした。「銀河鉄道の夜」でも出てくる"どこまでも行く どこまでも行ける"という歌詞を聞き取れた。あと、名古屋で録音されたガリストたちのコーラスもばっちり聞こえました。自分の歌ったコーラスが好きなバンドの曲の一部になるって非常に喜ばしいことですよね。いいなあ。

・2回目のアンコールの前の青さん
「私の中でのライブはさっき終わったんで!『廃線された未来駅にて』をやるまでもう吐きそうだったんだから!もうあとはどうなっても良い!」

・青さん的にZepp Shinjukuはやりやすいハコらしい。「またやりたいですね」って言った後になんだか含み笑いをしているなあと思ったら、「あの場所が取れたんです」と野音でのライブを発表してくれました。嬉しすぎて、やったー!って言いながら万歳してしまった。どストレートな喜びの表現である。
真冬の野音、どんな感じなんだろうか…。
(ちなみにフジファブリックで真夏の野音は体験しましたが、めちゃくちゃキツかったっす。)

・30周年にかけて、毎月30日にライブやらイベントやらをやるという驚きの発表もあり、周年のありがたみを感じるなど。調べたらどの月も30日はほぼほぼ平日でなんとも言えない気持ちになった。今後の有給の取り方について検討しているところです。

・上記の件で、研次郎さんが「2月は30日がなくて、今年は閏年だから29日までじゃない? だから2月は29日にやります。」って言ったら、スタッフさんから叱られたらしい。
研次郎さん「俺、31年目にしてクビ???」←困るのでやめてください。

・なんか変な笑いが起きていると思ったら、石井さんがイヤモニ?の背中の部分をなおすためにマイクを股の間に挟んで屈んでいた。なんかすごく情けない姿だった。笑

・「混沌の猿」でにんじんをキャッチした人たちの、その後のにんじんの処理方法が気になるところ。

・ラストの「クソバカゴミゲロ」で前に詰めろとのご命令を頂いたのですが、さすがZeppと言いますか
、柵がありとあらゆるところにあったために全然詰められなかったです。
ガッツリ前に行きたい時は柵を越えていかないといけないっぽい。学び。



これで16の幕も見納め。お疲れ様でした。

カメラが入っていたのできっと円盤になるはず。
なってくれるよね?

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私の銀河鉄道の旅は、新宿から始まり新宿で終わりました。良き旅路でした。

今までで1番通いつめることが出来たツアーでした。
どのライブも楽しかったなあ。一生の思い出です。

これまで何度も思ってきたことだけれど、改めてcali≠gariを好きになって良かったと強く感じた期間でした。

素敵なツアーをありがとうございました。
延期になってしまった大阪公演も、無事に終えられますように。




きっと近くを通りかかる度に、今回のツアーのことを思い出すんだろうな。