2023.11.25 cali≠gariと行く「銀河鉄道の夜」MV聖地バスツアー
死ぬ前に、これまでの人生の中である1日の記憶だけをもう一度思い起こすことができるなんてことがあったら、私はきっとこの日のことを思い出したいと考えるだろうな、なんて思っています。
cali≠gariのFC旅行に行ってきました。
FC企画って色々あると思うし、何度か参加してますけど、旅行は初めてでしたね。
しかも目的地は「銀河鉄道の夜」のミュージックビデオ撮影地である富士山レーダードーム館。こりゃあ行くっきゃないと思い、即申込、無事当選と相成りまして。
朝は結構晴れてたんですけど、到着する頃にはどんより曇り空が広がっており、おいおいそこは別にミュージックビデオ撮影時と同じじゃなくて良いのよと思いました。
私は現地集合・解散組(以下、現地組)だったので、cali≠gari御一行よりも早く現地に着き、御一行の到着を待ち構えていました。遠くからメンバーが歩いてくるのを見て、めちゃくちゃ緊張してしまった。そのせいか、研次郎さんに「おはようございます」って言われた時にクソデカボイスでおはようございます!!!!!と返してしまいました。早速やらかす奴。
御一行は一旦レーダードーム館内の控え室に入っていって、出てくるのをしばらく待っていたのですが、ツアースタッフの方が「メンバーさんがお腹空いたと言ってまして…」と申し訳なさそうに言ってたのがウケました。
その後、メンバーとチェキを撮ることになり、スタッフの方に「ご友人と撮りますか?1人で撮りますか?」と聞かれ、一緒に行った友人と相談した結果、1人で撮ることにしたのに、青さんに「思い出は友人と共有したくないタイプですか?」と煽られました。全力で否定した。
そんなことを言う青さん、私の肩に頭を乗せてきて、内心パニックになってたらいつの間にか撮影が終わっていました。夢?
撮影後、研次郎さんが「その靴(Reebokのインスタポンプヒューリーのシトロン)、秀仁くんも同じようなの持ってたよね?」と触れてくれて、「そうなんです、石井さんを意識して買いました」と言ったら、石井さんが「意識して???」と聞き返してきて、「アッイヤ、意識してというか…良いなって思って初めてのボーナスで買いました……ハイ………」とキョドってしまいました。「そんなですか?笑」ってちょっと笑われた。でも好きな人に、あなたの影響でお揃いにしましたって伝えられたのが嬉しかった…。気づいてくださった研次郎さんに感謝。(ちなみにレザーパンツを履いて行ったのですが、それも似てるのあったよね?と仰っていました。それは本当に偶然。)
私の友人はチェキが全然上手く撮れなくて3回撮り直していました。ある意味ラッキーだと思う。
青さんに「なんか連れてきた?!」って言われたり、
やっと撮れたチェキを見せてもらったら、石井さんに「白いやつ」(白飛びしまくってたから)って書き込まれていたりして爆笑。
チェキ撮影後は、館内を自由に散策したのですが、結構あちこちでミュージックビデオの撮影をしたんだなということがわかって感動しました。
サビのシーンで出てくるレーダーの制御卓がある場所は、天井が透けていて、レーダードームの内部が見えてワクワクしました。さすがに内部には入れなかったけど。あの空間がなんとなく忘れられなくて、またフラッと見に行きたいなって既に思っています。
一通り見終わってお土産コーナーに行ったら、普通に研次郎さんがいて、「バス来たみたいだよ〜」って話しかけられてビビった。そこで私が地元民であることもお話できて、しかもそれをお見送りの時まで覚えていてくれて、すごく嬉しかったな〜。
バスツアー組、めちゃくちゃ人がいてびっくりした。なんせ現地組は8人しかいなかったもので…笑
そしていつの間にか晴れていることに気づく。
せっかく遠路はるばる来てくださる方もいるんだから、晴れたらいいなあと思ってたら本当に晴れてくれた。良かった。
富士山レーダードーム館でのメインイベント、ミュージックビデオ鑑賞会へ。
シアター室もミュージックビデオ内に登場していたので、その場所で観られるなんて…と1人で勝手に泣きそうになっていました。
メンバー登場時、研次郎さんがお爺様である新田次郎氏とのツーショットを抱えて来て笑った。
青さんいわく、新田次郎氏は「上領亘よりも有名」なのだそうです。笑ってしまってすみません。
ミュージックビデオ鑑賞後、話題は"村井家の一族"に。
祖父・新田次郎氏、祖母・藤原てい氏のお話をはじめとし、お母様の出身地の話や叔父様(藤原正彦氏)の話等々、村井家(正式には藤原家?)の秘密?を知りました。普通に凄い血筋だった。叔父様はこの前のZepp Shinjukuのツアーファイナルを観にいらしたそうです。「研ちゃん(?)が1番かっこよかった」と仰っていたのだそう。イケおじである。
血縁関係については公表するつもりはなかったのに、歌舞伎役者のご友人にバラされたんだとか。身内自慢みたいですみませんって言ってたけど、事実なんだから謝ることなど何もない。そしてもちろん研次郎さんも素晴らしい方です。
さらには、現在の天皇陛下は新田次郎氏のファンなのだそう。それを聞いた石井さん「cali≠gariどうにかなりませんかね?」(cali≠gariを天皇陛下に聴いていただくにはどうしたら良いか、の意)と、トンデモ発言をして会場爆笑。皇室に関する書物を買うくらいに天皇陛下ファン?の青さんは「やめてください」と仰っていました。
新田次郎氏の作品を全然知らない私、今回をきっかけに読んでみたいと思いました。新田次郎氏が小説を書き始めるきっかけとなった奥様の書物もね。(おじいさんが触発されたと言っていた。それで直木賞受賞は凄すぎて訳わからん。)
最後に現地組とメンバーとで写真を撮って、レーダードーム館を後にしました。思い入れのある場所に、思い出までが増えた。感謝感激。
次の目的地はBBQ会場。
想像していた10倍くらいガッツリBBQで驚く。写真撮り忘れちゃったな…。
青さんは乾杯しに来てくれて、私を主婦扱いしてきた(焼き係のこと)。友人が青さん推しなので、どうにか話し相手になってもらおうと「この子最近cali≠gariを好きになったばかりです!」って紹介したら、「さっき言われた"友人が明日結婚式に行きます"よりもどうでもいいわ!」みたいなことを言われました。笑
友人が勇気を振り絞って「cali≠gariと同じ30歳です」
と伝えたら一変、「あたしが30の時何してたかしら…。ブルーフィルムを作ってたわ。」と笑っていたので、天才…と呟いたら「昔はね」的なことを言われました。いや、今もです。
研次郎さんはビール片手に話し相手になってくださいました。「臭いついちゃうから着替えちゃったし帽子も被っちゃったよ〜」と言っていました。(ちなみに、この日研次郎さんが着ていたカーディガンがとても可愛かった。)研次郎さんマジでフラットに話してくださったからありがたすぎた。
石井さんは同じ席の人たちがどこから来たのか聞いていき、いちいち驚いていました。たぶん距離的な意味で。「ここが東京だと勘違いしていた」と言っていたので、「東京はこんなに田舎じゃない…」とボソッと言ってしまった。それが聞こえたのか、どちらからですか?と聞かれたので山梨です、地元です、と答えたら、「そりゃあ車で来ますよね」と言われました。その通り。
一旦いなくなったと思ったら、その後何故か私の隣にピッタリ(本当にピッタリ)と座り、私が焼くところを凝視していました。なんで?????
緊張しすぎて笑うしかなかったし、全然石井さんを見れなかった。後々お楽しみ会でその時の写真を見たのだけれども、私すっごい仰け反っててウケた。嫌がってるんじゃないんです、緊張したんです。
美味しかったけど、量多かった!残してしまってごめんなさい!!青さんからは「これがブランド物を身につけている女の実力よ」みたいな捨て台詞を吐かれました(同じテーブルにブランド物を身につけている方がいたのです)。
BBQの後はお楽しみ会。
会場がスリッパに履き替える場所だったのに、研次郎さんが土足で上がろうとしてて、思わず「スリッパです!」と声をかけてしまった。驚かせてしまって申し訳ない。
お楽しみ抽選会があったのですが、隣に座っていた友人と、逆隣に座っていた方が当たっていて羨ましかった。黄色いみっしつさん欲しかったな…。
トークでは早くも次のFC旅行の話に。
青さん「北が良いけど11月だと寒いか」
石井さん「いや、関東にしてください」
青さん「伊豆とか?」
石井さん「良いですね」
研次郎さん「伊豆を聖地にしちゃえば良いのか、"伊豆の踊子"っていう曲作れば?」
青さん「川端康成は好きじゃない」
研次郎さん「じゃあ秀仁くん作ってよ」
石井さん「……はい」←ちょっと渋々っぽかった?笑
新曲「Dancing is ×××」(仮)(伊豆の踊子にかけて)、楽しみにしています。
青さんが「ホテル三日月行きたい 三日月っていう曲を作って聖地にする」と言った後に、いつもの如く研次郎さんが三日月の歌詞を勝手に作っていて面白かった。なんて言ってたかは忘れちゃった…。
ていうかホテル三日月にはもうかの有名なCMソングがあるではないか、と内心つっこむ私であった。
来年は研次郎さんの誕生日が土曜日らしく、cali≠gariでバースデーライブをしたいと言っていたし、なんか含みのある言い方だったから、きっとあると信じてこれまた楽しみにしている。
最後の目的地は旅の駅。
青さんとお話が出来て、青さんにも地元民だと話せた。(ほうとうは美味しくないと仰っていたので、おばあちゃんが作ったような家庭のものが美味しいので、市販で買うものではないと話しました)お土産購入タイムのはずだったけど、閉店まで30分しかなくて、バスツアー組が特に可哀想だった。皆さまちゃんとお土産は買えましたか…?
石井さんが信玄餅のことを「食いづれえやつですよね?きな粉かけるみたいな」と言ってきたので、食べづらいけど美味しいです!!!かけるのは黒蜜です!!!!!と言い返しました。地元の銘菓ですから。
現地組はバスでの交流がなく、ツーショットももちろん撮れていなかったので、石井さんと青さんにはお声がけできてなんとか撮れました。研次郎さんだけタイミングを逃してしまいとても悔しい!!!
石井さん、私が写真をお願いした後にチェキ対応をしに行ったのですが、ちゃんと覚えてくれていて「撮るんですよね?どこで撮ります?」って声をかけてくれた。優しい。
写真撮る時寄りかかってきた。で、そのまま体重かけてきて押し倒されそうになった。距離の近さがおかしいって。死ぬ。
頑張って大好きなんだって伝えたくて、「これからも応援しています!」って言ったら「嘘だ〜」みたいなことを言われた。焦りすぎていや、マジっす!!!!!!!と返した。「来年にはどうなってるかわからないんだから、そういうことは言わない方が良いですよ。」とさらに言い返されたので、それに対してはウン、マア、ソウナンデスケド……と謎の返しをした。来年も再来年もその先もずっと大好きです。応援します。大丈夫です。
友人のためにもと思い、青さんには恐る恐る、写真大丈夫ですか…?と聞いたのですが、最初はNGと言われてしまい。だけどその理由が「バスで散々撮った」だったので、現地組なんです!と訴えかけてみたところ、「…来いよっ!」と言われて無事に撮っていただけました。友人だけでも、と思ってたら私も撮ってくださった。なんなら抱きつかれた。マジで「ひえ〜〜〜〜〜っ」って言った。わがままを聞いていただいてありがとうございました…。
お土産の缶バッジを受け取り、バス組はメンバーと、謎に現地組に見送られながら去っていきました。謎の見送りに手を振って答えてくれた皆さまありがとうございました。笑
そして現地組はと言いますと、cali≠gari御一行のお見送りをさせていただきました。
戸田さんが、「全日程終了です、お疲れ様でした〜」と言ったのに対して、現地組全員でお疲れ様でした〜と拍手を贈ったら、スタッフみたいだと笑われました。
見送る時、皆さんが手を振ってくれて、なんかとても貴重な体験ができた気がして嬉しかったです。現地組、バス組に負けず劣らずたくさん良い思いをさせてもらえて幸せでした。現地組の皆さん本当にみんな優しかった…!もっと話したかったくらい。またどこかでお話できたら嬉しい。
夢のような1日はあっという間に終わってしまいました。改めてcali≠gariを大好きになりました。何よりも、研次郎さんのお爺様に圧倒的感謝…!
cali≠gariの"好きな曲"はたくさんありすぎるし、これからも増えていくのでしょうが、"思い出の1曲"は今後一切間違いなく「銀河鉄道の夜」一択になると思った、そんなFC旅行でした。
おしまい!