〜全ては目の前の貴方のため〜『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』

どうも、ハルです。

約2000文字分書いたメモを必死に整理していたら、知らぬ間に年が明けていました。怖いですね。2022年もオタクの独り言noteをよろしくお願いします。


さて、嵐初のライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が、大野さんの誕生日(!)である11月26日から全国公開されました。

今作は累計興収45億5000万2021年劇場公開映画の興収ランキング実写映画第1位と、ライブフィルム史上初の快挙を達成しています。ジャニーズ1ファンが多いグループとはいえ、ODS(非映画デジタルコンテンツ)作品として通常よりも高い特別料金での興行となる映画です。ここまで売れるなんてことまぁ〜〜〜〜〜基本的には有り得ないんですよ。

つまりこの結果が出たということから、明らかにファンではない一般層の鑑賞率の高さが関係していると言えるのです。noteでもちらほらそういった類の記事を見かけたので、嵐オタクの私は友人と有頂天の歓喜で抱き合いました。マジでありがとう一般層。

まぁロングラン上映も決まりましたし???「よっしゃもっかい見に行くぞー!」って思ってる人もいるでしょうから???!!!

今回の記事では、5×20FILMのスーパーウルトラざっくり感想(というか見るべきポイント)をここにまとめて書き綴っていこうと思います〜〜!!映画に関するネタバレその他もろもろあるので、危険を察知した人は今すぐ逃げてねッッッッッッ!!!!!!



ではでは、早速参ります。


・日本最高峰の映像と音響

まず映像。映画を見る前、「ドローンにカメラにいろいろあるんでしょ?すごいんだろうなぁ〜楽しみだなぁ〜」くらいにしか思ってなかった自分に右ストレートを決めてやりたいです。あれはほんとに、すごいなんて簡単な言葉で片付けていいレベルじゃなかった。あの148分間は絶対東京ドームにいたよ、私。もう嵐のメンバーだった。(違う)

エンドロールにスタッフさん達の名前がびっしりと書かれていたのを見た時は、本当に衝撃的でした。しかもそのスタッフさん達も、有名な日本映画に携わるような実力のある人ばかり。お〜〜〜〜いおいおい贅沢すぎるだろ…………!!!!!確かにあの会場の熱をそのままスクリーンに持っていくのはそういう人たちじゃないと至難の業だけど!!!!!メンツが濃い!!!!!じゅんの顔並に濃いよ!!!!!

……映像が美しすぎて毛穴まで見えるんじゃないかと思ったな……。(やめろ)

そして音響。これもまたえげつない。曲は勿論、ファンによる嵐コールも歓声も合唱も想像以上に音量(というか音圧)が耳に入ってくるだけじゃなくて、肺や心臓にビリビリと響くん。でも不快じゃない、それがすごい。あれを聞いただけで「あぁ、やっぱ嵐って日本のトップアイドルなんだな…」ってみんな思っちゃうわけですよ。常に1番前で輝き続ける彼らの心情が垣間見えるというか……あの圧を前にして平然とした顔で踊る姿なんて一周まわって狂気の沙汰を感じます。(褒めてるよ)

時間と旋律が一切の過不足なく結び合って流れてゆくあの空間は、まさに嵐が作り出す夢の世界でした。

おかげで映画が終わった後、私も友人もライブ帰りと同じくらい疲れ果ててボロッボロでしたよ。はぁ〜〜〜最高。……あ、いや、別にドMじゃないです。


全員が主役級の力量を持つグループ

これはまたいつか別の記事にしっかりと書きたい事でもあるんですけど、嵐というグループは本当にメンバーのバランスが良いです。「嵐の5人だと誰が1番好き?」という質問に答えたことのある方も多いのではないでしょうか。何気ない質問かもしれませんが、これに対して大概の人が「この人が好き!」と答えられることって、本当に奇跡的なんです。とにかくそれを知って欲しいんじゃ〜〜!!!!

今作は珍しくソロ楽曲無しの構成でしたが、それと同じくらい(下手したらそれ以上に)メンバー1人ひとりが輝くパフォーマンスが詰め込まれていました。

活動休止前でほぼ時間ないはずなのにたった数週間であのピアノを弾きこなした超優等生翔くんとか…………モノクロ映像で帝王オーラを見せつけたあと「I'll be there」でラスサビソロバチバチに決めちゃう相葉くんとか…………

沢山の花や水に囲まれて儚げ且つ強気にメインボーカルを歌いこなす二宮くんの果てない空とか…………しなやかに踊りながらレーザーまで操れちゃったギャップの塊大野くんのソロダンスとか…………しっかりテンポを持ってオーケストラを1つにまとめる優雅な潤くんの指揮とか…………

流石にぜ〜〜〜〜〜〜んぶ語ったらnoteの記事大量に使うことになりそうなので今回は割愛します。でも記事として書きたくなったら書くかも。(気になる人はTwitterに載せるから見てくれい)

嵐のメンバー1人ひとりに絶大な信頼が置かれているからこそ、あのソロパフォーマンスは成立します。数々の困難を乗り越えた、20周年というあの時期だったからこそ出来たこだったのでしょう。

……あのパフォーマンスに誰よりも驚いたのは、一般層かもしれませんね。世間が思っている嵐のイメージが壊されて、「この人たちこんな事も出来んの!!?」みたいな感想あったらいいな。他の人の感想見直しとこっと。


総合演出松本潤

……字体から圧がすごい。

まぁまぁ、この映画を語る上では潤くんの演出に触れないとダメなんですよ。それが私の使命ですから。(は?)

2014年の「THE  DIGITALIAN」から導入され続けているフリフラや、通常ではありえないスピーカーの配置、各楽曲の良さを最大限に生かしファンの予想の斜め上を行く照明やカメラワーク……震えすぎて語彙力が宇宙に旅立っていきました。達者でな。

まぁこれもぜ〜〜〜〜〜〜んぶ語ったらnoteの記事大量に使うことになりそうなので今回は割愛しますが(2回目)、ここで5×20FILM代表としてアオゾラペダルの大合唱を取り上げたいと思います。

そもそも東京ドームで大合唱って、めちゃくちゃ感動する分上手く実現させるまでが難しいんです。

若干論点ズレるんですけど、光の伝わる速さに比べて、音の伝わる速さが遅いため、目で見てから音が届くまでに遅れが生じます。
つまりあの超絶広い東京ドームで合唱させよう、と決めたところで音ズレを修正していくのはかなり厳しいんですよ。

それでもあの映画では聞き手に違和感を持たせるほどのズレがなかった。例え後からズレたところを編集出来たとしても、あそこまで完璧な合唱にはなりません。ステージ上部にスピーカー格納してあるのは知ってたけど、どうやって音ズレ対策したのかなぁ……気になるなぁ……誰か「教えて松潤!」ってコーナー作れ。

フリフラのパステルカラーと合わせたような色味で描き映し出されるメンステの映像、5人の笑顔もすごく印象的でした。アオゾラペダル最高。他の曲も最高。嵐最高。


・嵐以外の出演者とのチームワーク

あるJrグループを応援してる友達から「あんなに後輩の事を大切にしてくれるグループ初めて見た。」って言われたことがあるんですよ。で、映画を見て改めて気付かされたんですけど、嵐ってJrやバックバンドなど、同じようにステージに立つ人達とのチームワークや配慮がすごいんですよね。

「我々も昔はジャニーズJrでした!」とか「名前だけでも覚えて帰ってください!」とか言ってくれる翔くんも、ファンの人にJrがちゃんと見えるようにトロッコの上で屈んでいた二宮くんも、全部優しさの塊ですよ。うんうん、20年経っても変わらないその姿勢が大好き。

バックバンドもオーケストラも、みんな心から楽しそうに演奏していて。どこに画面が切り替わっても幸せしかない。これが夢の世界なのか……と気づけば映画館で1人ボロボロ泣いていました。ていうか正直言うと開始15分で泣きました。早すぎる。もうダメだ。

『自分達だけではライブは成立しない』という5人の気持ちが、今までのどのライブよりも伝わってきたような気がします。近年、日本の様々なクリエイターに対する賞賛の数が仕事の割に合ってないなと思っていた私ですが、この映画はまさに革命的でした。

場数を踏んで、抜群のチームワークを築いてきた彼らだからこそ、ファンである私達は5×20FILMという最高のものを見せてもらえたんだなと気づいた方も多いはずです。

いやほんとありがとう。お金に余裕のあるオタクはグッズやDVD買って事務所に貢献しような!!!!!!!お金に余裕のあるオタク!!!!!!!ここ大事!!!!!!!



はい、かなり長くなりましたが映画に関する感想はこれで以上となります。





…………いやちょっと待て!!!!!!!!!この記事の意味深なタイトルだけ残して去るな!!!!!!!!




ということで、最後に1つだけ。

いっちばん最初の方で、一般層の鑑賞率の高さがすごいみたいな話したじゃないですか。

私が今作を見た時に何よりも大きく感じたのは、嵐とファンの距離感の近さなんですよ。

これはあくまでも個人的な解釈なんですけど、嵐はライブをする際に「嵐とファン」の距離感じゃなくて、「嵐と貴方」の距離感を保ちち続けているんです。言い回しが難しくて伝わってるかかなり怪しいんですけど……彼らはぼんやりとしたファンという枠ではなく、自分達をしっかりと見てくれているたった1人の貴方という存在に目を向けています。

だから仮にバラエティでの嵐しか知らないような一般層でも、翔くんの言葉通り同じ夢を見ることが出来ます。だって、彼らは目の前の貴方に向けてパフォーマンスしているのだから。

嵐のエンタメがハイレベルなのも、それが理由の1つでしょう。これはアイドルのライブじゃない、ジャニーズというエンターテイメントグループの映画です。ありがとうジャニーさん、ありがとうタッキー。日本のエンタメに幸あれ。




以上、限界オタクによる映画の感想という名の激重長文フェスティバルをお送りしました。

自分が思ったことや感じたことをこうやって1つの記事にまとめるって大変ですね。マラソン大会レベルのカロリー消費しましたよ。

ここで書ききれなかった分はまたTwitterに載せますし、いつかスペース機能使ってべらべら喋れたらいいな〜なんて考えています。まず聞いてくれる優しい人がいるかどうかの問題ですけど。というかその前にソロ曲の記事書けやって話なんですけど。あはは。(あれ笑えない)


拙い文章ではありましたが、ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!!!!!!!!

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