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魂の歌を歌うひと

泣きたいくらいこのひとの歌が好きだと思う気持ちがある。
わたしにとって渋谷すばるの歌はそんな存在だ。
彼を「命を削るように歌うひとだ」と形容されているのを見かけたことがある。
確かにそうかもしれない。
けれど、自分自身を犠牲にして歌っているという表現はなんとなくしっくりこなくて、わたしは彼の歌を形容する言葉をずっと探している。
「生命をかけて歌う歌」「魂をかけている歌」とも言うべきか、「魂に訴えかけてくる歌」とも言うべきか。
わたしはずっと「渋谷すばるの歌は魂の歌」と呼んでいる。

先日の渋谷すばるLIVE TOUR 2023「ん」のLINE CUBE SHIBUYAのライブはそれこそ魂のライブだった。
何が彼をそうさせたのか、明確なことは分からない。
ただただ彼のなかから溢れ出す熱情を肌で、心で感じた。
ハープを吹ききり仰向けに倒れ込む姿に胸が熱くなった。
やはり彼は命を削りながら歌っているのかもしれない。
頭の片隅でそんなことを思いながらわたしは泣いていたような気がする。
このひとの人生に歌があって良かった。
わたしの人生にこのひとの歌があって良かった。
渋谷さんの歌に出会ってわたしの人生は変わった。
17年前に渋谷さんの歌に出会ってから、わたしはずっと渋谷さんの歌に魅了されて続けている。
これからの未来もずっと、渋谷すばるの歌を聞き続けられる人生でありますように。

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