サンジの嫁

先日いわゆる毒マロっていうのを目にした。
私はぶっちゃけサンジの嫁にナミとプリンのどっちがなろうが構わないのだが、今のところナミ以上にサンジが入れ込んでいる女キャラがいないので、プリンとの線は薄く感じてしまうというのが本音。

サンジ側が特別な感情をプリンに持てるような描写がないと説得力に欠けてしまうと思う。
そのためにはWCIみたくプリンとサンジにもう一度フォーカス当てて話作らないといけないと思うけど、未回収の伏線が多く残されている現状どこまでその部分に割けるのかなとは思う。
プリンって、サンジと奪還組(特にルフィとナミ)とは関わりあるけど、他の麦わらの一味とはほぼ関わりがないし。

あと別の人の考察でサボがサンジにリンクしてるから記憶を取り戻すって見たんだけど、そこは同感だったな。何ならそれが助けに行くきっかけになるとも思う。

でもサボってエースが死んで記憶取り戻したんだよね。
だからサンジが思い出すのにも相応のショックというか、衝撃がいると思う。
プリンは多分死なないと思うけど、死んだというフェイクニュースを聞くとか、サンジを庇って重症を負うとか、そういうの。


あとプリンとサンジってめちゃくちゃしょくぱんまんとドキンちゃんの関係にそっくりなんだよな。
尾田さんはやなせたかしファンだし、「食べ物を分け与える正義は正しい」という価値観とかも、サンジというキャラクターのモデルにしてると思う。

それでドキンちゃんは敵である筈のしょくぱんまんに助けられてそのイケメンぷりに惚れてしまうのだけど、まんまサンジとプリンなんだよね。
その後も影からしょくぱんまんを助けたりして、しょくぱんまんも受けた恩はドキンちゃんに返すんだけど、やなせさん曰く「それは誰にでも優しいだけ」。

サンジは、シケモク回でめちゃくちゃな事を言われても優しいからプリンを許せるけど、許せることと特別な感情を持てることって別の話だと思う。
サンジってナミに対してもすごいクローズドなんだけど(だから自分の過去や本音を言えない)、
追い込まれて限界ギリギリだった状態で一筋の光だったプリンに罵詈雑言を浴びせられて、開きかけてた心も閉ざされてしまったように感じた。
だからその後からプリンの前ではボロ出さなくなったよね。

何より、サンジがプリンを受け入れてくっつくことってプリンにとってはご褒美かもしれないけど、辛いことを乗り越えて頑張ってきたサンジヘのご褒美になるのか?
って部分で、すごい微妙に感じてしまうんだよな。
プリンが主役の少女漫画だったらそれでいいけど、主役じゃないし…

まあ、ナルトもサクラちゃんサクラちゃん言ってたのにヒナタとくっついたからわかんないけど。


毒マロ主によればサンナミって中身がなく浅いらしいんだけど、空島、W7、エニエスロビー、スリラーバーク、魚人島、PH、ゾウと絆イベントはたくさんあったし、ナミは意外とサンジのいない場所では彼を評価したり褒めているんだよね。別に中身あるが。
まあ、毒マロの人は悪意で言ったんだろうけど。

それに、個人的にWCIにナミがキャスティングされた理由は女キャラだったからだけではないと思う。
勿論感情的で動かしやすいキャラではあるが、あれだけキャラクター一人一人に膨大な設定をしている尾田さんがそれだけでナミを採用したとは思えない。

・ポーネグリフがある
・潜入
・戦力

この3点から考えても裏社会にいたロビンの方が適任では?と思う。
結果的にナミの機転が活路を開く場面もあったが、ロビンを同行させたほうがスムーズに事を運べたまであるかも。だからナミが同行したのはそれ以外に理由があると考えたほうが自然だと思う。

だいたい普段の性格を考えたら、「サンジ君のこと頼んだわよ!」とか言ってワノ国先行組に混じってたほうがナミらしい。

まあファンとしては、サンジが心配で宴に来なかったナミとか、サンジの事で一喜一憂してるかわいいナミが見れて嬉しかったし良いけど。
本人の前では言わないんだろうな〜。
ナミの強がりとサンジのプライドみたいなエゴのぶつかり合いいつまで見れるんだろう。


どうでも良いけどプリンにヘイトを向けられたくないと言いながらサンナミ派に毒マロ送ってるの謎だ。
自分からヘイトの原因を作っているのだがそれは…

まあ、自分の推しは他人の地雷なので、答え合わせまでは今後も好きに考えていきたいね。





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