似ている知り合い

 ぼつぼつと大粒の雨が降ってきたと思っていたら、台所でご飯を炊いていたのを忘れていて鍋の蓋からぼごぼごと茹で汁が出ている音だった。「わぁお!」と言ってしまった。
 外は金木犀の香りがし始めて、本格的に秋が来ている。稲刈りの終わった田んぼが見たいな、と思う。

 何となく性質が似ていそうだと思っていた人と話す機会があり、いろいろな面で重なりがあり“やっぱり”感がとてもあった。ここまで共通点があると急激に仲良くなりそうな気もするけれどそんなこともなく、絶妙な知り合い感を残しながら別れた。これからよく会う機会ができそうで、仕事も似通っているためまた話すのを楽しみにしている。

 秋だから読書も捗りそうなのに、やるべきは本の片付けと整理なのが大変手間になっている。

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