飛行機が好きな理由

1日が過ぎる前に完全に眠りにつきたいのにどうしてもできない。すぐにお風呂に入ればいいのになぜ入らないんだろう。そういう小さなどうでもいい日々の悩みが解決できないまま小さな戦いを強いられてる。

そして眠る前はよく空を想像する。昼間の明るくて澄み切った空ではなくて夕暮れか夜の空を飛んでる飛行機が好き。飛行機はめったに乗らないけれど、乗って住んだことのない街に行くのが楽しくて仕方がない。人の雰囲気も街の空気も違う。同じ日本だけど遠ければ遠いほどこんなにたくさんの人がいるんだって楽しくなる。あと飛行機に乗ってる時に窓から見る小さくなった街を見るのも好きだ。雲もずっとずっと見ていたい。

生きてるうちは無理だけどいつか雲の上に乗りたい。テレビやSNSで見れるけどやっぱり実際に目や嗅覚、耳で感じるものには叶わない。

違う地に降りた時、同じ日本だけど違う世界を歩いてるみたいで楽しい。気温も人の多さも違う。2分に1本くる電車もそう。見たことない山や川を見た時もそう思う。

生きてる間にどれだけのものを見れるだろうか。