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大切にしたい

手首に常に触れているものがあるだなんて考えるだけで邪魔だから、時計なんてスマートフォン頼りで充分
そんな感じで生きていたけど、仕事の会議やらなんやらではスマホなんていちいち確認できないし、時計の必要性だけ増してきていたわけで

そんな時にタイミングよく、すきな人が、俺のおさがりあげるよ、毎日会社につけていくんだよ、ってチープカシオをくれたの 手首のサイズもその人が使っていた時から私のサイズに合わせて変えてくれて、ぴったりになったの 高価なものではないけれど、その人が大切にしてきたものを、すっと与えてもらえる人間として認めてもらえてるんだなって嬉しくなったし、その人のことも、時計のこともずっと大切にしてあげたいな

追記
時計を受け取ってから1ヶ月と少しが経って、毎日腕に付けているおかげか腕に何かが触れている違和感もなくなりつつある 時計をつけて恋人に会いに行くと、おっ、付けられてるね〜と喜んでいて、可愛い
突然時計を付け始めたことを会社のおじさんたちに、どの男にもらったんだ!?って揶揄われるけれど、すきな人からもらった〜〜!って元気よく答えていたら応援しはじめてくれていて、それもまた可愛い 恋人、もしかして周囲への牽制のためにくれた?

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