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な ぞ る

最近は、インプットを増やすため展示に行くようにしている。あまり行けてなかったけれど、やっぱり会場に行って、ちゃんと本物を観るって大事だなと再認識した。単純にこんなものつくれるなんてすごい、かっこいいと圧倒される。そして、例えばポスターだったら、本で観る色とは全然ちがうし、どんな材料を使ってつくったのか細部まで観ること(想像すること)ができる。展示空間もまるで作品の世界に入り込んだ気持ちなれるような展示もある。展示を観終わったあとには、自分もつくりたいってパワーもらえるから、つくれないときとか苦しいときこそ、行くべきだなと本当に感じた。

“展示で観たことをこれで終わらせたくない”そう思って、やろうと思っていることがある。その名も『 RESPECT REPORT 』
予備校時代に、毎月いくつかの展示を観に行って、その感想や考えをレポートを出す課題があった。レポートと言っても文字だけのものではない。その“体裁”からデザインするものだ。もともと友人の誕生日にカードとか手作りしていた私にとってそれはとても楽しい課題だった。当時は展示を観に行っても、まだ会場で写真なんて撮影できるところはなかったから必死に作品の特徴とかタイトルをメモして。パソコンもそんなに使えなかったから、ほぼアナログで手を動かしてつくった。どうしたらあの展示の良さが伝わるのか、自分の中で印象に残っている作品は何なのか。展示を観たこと(インプット)をアウトプットしなければいけないので、展示の見方も変わったし、とても勉強になったことを今でも覚えている。

これを自分なりにプロジェクト化してもう一度やってみようと思う。

 👉 RESPECT REPORT プロジェクト
展示を鑑賞し、作品や展示空間から感じたこと(自分が1番印象に残った作品や展示会場の構成など)を形式自由で表現をする。
条件はただひとつ、作品にリスペクトの気持ちを持って制作すること。

インプットした作品をアウトプットすることによって、作品をより理解できるはず。自分の表現のヒントも見つかるはず。
つくることのリハビリとして、まずチャレンジしてみようと思う。

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