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NewsPicksにおける堀口英利くんのIQに関する発言について
発言回数
NewsPicksでの堀口英利くんのIQに関する発言について掘ってみた。彼はIQに関して2017年1月、7月、2018年8月、そして2020年3月、5月、6月と計6回言及している。それぞれの発言について軽く考察していこう。
2017年1月27日の記事
堀口くんがNewsPicksでIQに言及した最初の記事。「成功の条件はIQよりも人柄:研究結果」の「IQスコアは、世俗的な成功にはほぼ無関係。賢さよりも人柄、人柄が大いに重要」という趣旨の記事に対するNewsPicksコメント。
ウェクスラー式知能検査(WAIS,WISC)の場合、平均値:100、標準偏差:15であり、確率分布は正規分布だから、約68%の人がIQ85-IQ115の範囲内にいることになる。
高IQ者の定義をIQ115以上と仮定しても約15.9%、IQ130以上と仮定した場合は約2.3%が"高IQ者"と位置づけられる。
そして数字を見て分かる通り、高IQ者というのは常に社会ではマイノリティになる。
すると価値観や思想はマジョリティのそれとは大きく異なるし、高い知能をもって判断した結果に大衆が付いてくるとは限らない。
フルスケールIQ:130の私の体験談になるけれど、大衆と価値観や思想が大きく異なるというのは本当に大変だ。小学校・中学校を公立のそれで過ごし、様々な人と接してきたけれど、やはりというかマジョリティと価値観が違いすぎて嫌な思い出が多い。
よく「知能が高いのは良いことだ」みたいに言われるけれど、環境に適応できなければ本人にとっては辛いんだよね。
成功の条件はIQよりも人柄:研究結果
自分はIQ 130で上位2.3%の高IQ者であるとの自慢と大衆との価値観の乖離について言及。幼少期から思想や価値観が周囲とズレており、適応できなかったと内心を吐露。
この後、意味を違えて使用しているマイノリティ/マジョリティは多数派/少数派の意で使い方はあっている。
2017年7月22日の記事
『「IQと学力は関係ない」元マッキンゼー、公立教師の研究者が語る「やり抜く力」とは』の「成功の指標はルックスでも身体的健康でもIQでもなくやり抜く力」という趣旨の記事に対するNewsPicksコメント。
自慢をすると、10歳で計測した
フルスケールIQ(全検査IQ)は132(パーセンタイル順位98、全人口上位 約2%)、
うち言語性知能は145(パーセンタイル順位99.9、全人口上位 約0.135%)
(※WISC-IIIを使用)
で、言語性知能に至っては同世代人口に占める東京大学学生の割合よりも少ない。しかし私は東京大学に入れるほどの学力はない。
原因が「やり抜く力」というのは経験的にその通りだと思える。
というのも私は、実に「やる気のない」人間で、興味がないもの(芸術系科目)、人生で必要性を感じないもの(理系科目)、自分が戦っても勝てないもの(体育)に努力しようとは微塵も思えなかった。特に3月生まれということもあり、幼少期から体育で4月生まれ(私が生まれた頃、彼らは既に立てるのだ!)に勝てるわけがないと知らされたので、当然ながら「運動」というものに楽しさも喜びも感じなかったのである。
一方で、必要性を感じ、興味があり、(幼少期からニュースには触れていたので)他の人よりも優位性を発揮できる社会科目、とりわけ高校の「政治経済」には異様な能力を発揮して、偏差値77や79を取っていたことを考えると(逆に言えば「政治経済だけ」の人間だった)、一つの解がそこにあるように思える。
つまり、
・必要性を示す
・興味を引き出す
・絶対的な強さを与える or 他者との優劣をつけない
ことで、「やる気」をベースにした「やり抜く力」は構築できるのではないかと思える。
「IQと学力は関係ない」元マッキンゼー、公立教師の研究者が語る「やり抜く力」とは
全検査IQ 132で全人口上位2%、言語性知能は145で全人口上位0.135%。同世代人口に占める東京大学学生の割合よりも少ないと自慢。世界大学ランキングで東大について度々言及しているが、2017年時点でそうとう気にしていたことが伺える。
???「弊学(King's College London)はTimes Higher Education 世界大学ランキング2023で35位です!」
— 堀口 英利 | Horiguchi Hidetoshi (@Hidetoshi_H_) January 29, 2023
※東京大学は39位https://t.co/HOx9vfdwn8 https://t.co/YeuVuIMnrE
記事で言及している「やり抜く力」については賛同をしめすものの、自分がやり抜く力をもてなかったのは早生まれである事や興味や必要性をもてなかったことが原因と分析している。
自分が「やり抜く力」が無いのは社会や環境が悪いからであり、努力が出来なかったことを自分の責任ではないという他責性を強く感じる。
2018年6月25日の記事
形、ロジック、計算など多方面からIQを測定することをうたう『激ムズ!! 2018年IQテスト』に対するNewsPicksコメント。
このテストでのスコアは225(上位2.17%)でしたが、IQとは本来「知能指数」。知能レベルを数値化したものですが、知能は年齢によって変化するため、同じ知能レベルでも年齢によってIQは異なります。
なお、正式なIQテストの一つである「ウェスクラー式」では標準偏差(SD)が15と設定されており、IQが130で上位約2%(下位約98%)、115で上位約16%(下位約84%)、100で上位50%(下位50%)になります。
結果画面に表示される分布図を見ると、ちょうどIQ100に来るはずのピークが「もう一歩で天才」とされており、統計学的にこれは正しくありません。
取り合うまでもないテストと言うことが一目瞭然ですね。
激ムズ!! 2018年IQテスト
記事のIQテストの正確性を指摘するが、スコアは225(上位2.17%)の自慢は忘れない。このようなところから、自己のIQ値の高さに誇りを持っていることが伺える。
2020年3月14日の記事
『“知の巨人”タレブが猛烈批判「IQの高さと成功は、ほぼ無関係です」』に対するNewsPicsコメント。
小学生の時にウェスクラー式知能検査で図ったIQは「とても高かった」ものの、私は特に成功を収めているわけでもありませんから、当然ですね。(笑)
それに、本来はIQなんて「(概して先天的/環境依存的な)知能指数」に過ぎませんから、誇示したり、他人を見下したりする道具ではないはずです。
“知の巨人”タレブが猛烈批判「IQの高さと成功は、ほぼ無関係です」
IQは誇示したり、他人を見下したりする道具ではないと一般的で常識的なことを述べるが、小学生の知能検査でIQはとても高かったと自慢することは忘れない。
「当然ですね。(笑)」は自虐などではなく、有名大学に入学し前途洋々な状況で成功しつつあるとの認識のあらわれであろう。
IQは他人を見具出す道具ではないと言い出したのは、直近にIQ自慢をする人物と絡みがあったことによる。
2020年5月6日の記事
『IQが20違うと会話が成立しないと言うのは、事実なのでしょうか?経験はありますか?』というQA・意見に対するNewsPicksコメント。
IQは単にテストの点数というわけではなく、「偏差値」と同じく統計的に処理された数字です。つまり、IQ 90とIQ 110、IQ 130とIQ 150にはともに20の開きがあるものの、能力や希少性における幅は段違いです。
しかも、標準偏差によって「20」の実際的な幅も異なりますから、IQの議論をする上では「標準偏差はいくつ?」と聞いておくのが適切でしょう。
例えば、標準偏差15におけるIQ 130は標準偏差16におけるIQ 132で、ともにパーセンタイル順位(下から何パーセントかを表す数字)は98。つまり、標準偏差が違うとIQの数字が違っても、どちらも「上位2パーセント」に位置づけられます。
さらに、IQ(知能指数)も「結晶性知能」と「流動性知能」に分かれ、一概に総IQだけで考えるのもナンセンスです。例えば社会科の一問一答や単語帳の暗記と、英文読解や微分積分とでは求められる「頭の良さ」は違いますよね。
ですから、IQバトルをするときは標準偏差を確認して、可能であれば知能指数の詳細が分かる資料(診断書など)を用意しましょう。
追記:
IQは当該年齢(厳密には月齢)における知能の発達段階を表すものです。年齢に応じて、学校で習う内容も増えていきますし高度化していきます。抽象的な概念への理解も進みます。
だから、IQというのは「何歳何ヶ月の集団における知能」を統計的に表した数字に過ぎず、例えば6歳でIQ 130(標準偏差が15なら上位2パーセントですね)に位置づけられる知能も、年を取っても変わっていなかったら当然ながらIQ 130のままではありません。
さらに、身も蓋もない話をすれば、特に幼少期の知能は家庭環境にも依存します。文化資本に恵まれて様々な知識を吸収できたり、社会資本に富んでいて周りの大人がいろいろな話をしてくれたり、お金があって旅行や留学で視野を広げやすかったり。
すると、なんというかIQバトルって不毛に思えてきます。
IQが20違うと会話が成立しないと言うのは、事実なのでしょうか?経験はありますか? - Quora
記事では会話が成立しない理由は双方の理解力や説明力、処理展開速度の差、相手とのコミュニケーション不足にあるのではないか、と言及している。
しかし、堀口くんはIQバトルにおける標準偏差の重要性を指摘。元記事もNewsPicksのコメントもIQバトルについて議論している人は皆無であり、元記事の論点を全く読み取れていない。
これが会話が成立しないという実例か。
2020年6月25日の記事
『【削除されました】養殖物』はNewsPicksで日記のようにNewsによらず書きたいものを書くときに使用するNewsPicksトピック。
あとは根も葉もない誹謗中傷を投稿した、某人気オフ会の主催者さん。
他にも、私がEメールで参加申し込みをしても無視なさり、コメント欄で「返答がない」ことを投稿したらようやく遠回しに嫌みったらしく断ってきた某オフ会主催者さん。余談ながら、幼少期にIQをWISCで測ったら具体的には述べませんが極めて高いスコアが出ました。一部の項目は数値が145(標準偏差は15)でしたね。
いやあ、随分と私は嫌われていますね。どうせ「ざまあ見ろ」とか思われているんでしょう。(笑)
まあ、彼らにNPやコメント欄の「自治権」はありませんし、私は彼らの指示や諫言(笑)に従う必要もありません。
手前らごときに好かれないとしても構わないので、私は彼らを「反面教師」としつつ、彼らには「鼻につく」「気に食わない」としても、知性も品性も兼ね備えた方々と一緒に、NPに限らず世界各地で活躍していきたいと思います。
【削除されました】養殖物2020年6月25日(木)
この時期、堀口くんはNewsPicksの非公式オフ会などから出入禁止を受けており、オフ会主催者に対するあてこすりとなっている。
このような口喧嘩のさなかにIQ145(標準偏差15)と言い放つことから、よほど自身のIQの高さを誇りに思っていることが伺える。標準偏差についてもしっかり言い添えるあたり、高IQ者の希少性についても同様に思っているのだろう。
考察もどき
2017年、2018年と2020年の投稿の違いについて
・2017年、2018年
堀口くんは2016年4月に学習院大学に入学したが、わずか数ヶ月で通学できなくなったと語っている。そして、2017年から2019年の退学までの2年間は休学している。折角進学した大学でもうまくいかず、NewsPicksにも折に触れて大学を貶す記事を多数投稿したり、過去のIQ値の高さを自慢することぐらいしか自尊心を保つものがなかったのではないだろうか。
2017年にピックしてきた記事はIQ値の高低と社会的成功は無関係という趣旨である。IQ値が自慢の堀口くんとしては、なんとしても反論しておきたかったのではないだろうか。IQ値の高さ自慢に徹していて、IQ値の高さ故に世間と折り合えないと言及している。自慢と他責な言い訳になっているのは彼らしいと思える。
・2020年
2019年からSOASのファウンデーションコースに通い、2020年3月には各種ネット上のプロフィールにキングス・カレッジ・ロンドン卒業を確定情報として掲載している(この時点ではKCL入学は入学条件を満たしておらず未確定)。NewsPicks上でも高級腕時計を身につけビジネスクラスで世界を飛び交うエリートぶりをアピールしており、自らの社会的地位に一定の筋道をつけたことに対する余裕を感じる。
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![](https://assets.st-note.com/img/1705662435713-7Zz1Z28iRB.png)
IQ自慢のきっかけも、堀口くんとトラブルになった人がIQ自慢をネタにしていたため、それをあてこするためであろう。
自分のIQ値の高さを自慢したうえで、上から目線でIQ値の高さと社会的成功は無関係といいながらも自分のエリート性をアピールしているところに、彼のダブルスタンダードの顕れを感じる。
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