発言回数
NewsPicksでの堀口英利くんのIQに関する発言について掘ってみた。彼はIQに関して2017年1月、7月、2018年8月、そして2020年3月、5月、6月と計6回言及している。それぞれの発言について軽く考察していこう。
2017年1月27日の記事
堀口くんがNewsPicksでIQに言及した最初の記事。「成功の条件はIQよりも人柄:研究結果」の「IQスコアは、世俗的な成功にはほぼ無関係。賢さよりも人柄、人柄が大いに重要」という趣旨の記事に対するNewsPicksコメント。
自分はIQ 130で上位2.3%の高IQ者であるとの自慢と大衆との価値観の乖離について言及。幼少期から思想や価値観が周囲とズレており、適応できなかったと内心を吐露。
この後、意味を違えて使用しているマイノリティ/マジョリティは多数派/少数派の意で使い方はあっている。
2017年7月22日の記事
『「IQと学力は関係ない」元マッキンゼー、公立教師の研究者が語る「やり抜く力」とは』の「成功の指標はルックスでも身体的健康でもIQでもなくやり抜く力」という趣旨の記事に対するNewsPicksコメント。
全検査IQ 132で全人口上位2%、言語性知能は145で全人口上位0.135%。同世代人口に占める東京大学学生の割合よりも少ないと自慢。世界大学ランキングで東大について度々言及しているが、2017年時点でそうとう気にしていたことが伺える。
記事で言及している「やり抜く力」については賛同をしめすものの、自分がやり抜く力をもてなかったのは早生まれである事や興味や必要性をもてなかったことが原因と分析している。
自分が「やり抜く力」が無いのは社会や環境が悪いからであり、努力が出来なかったことを自分の責任ではないという他責性を強く感じる。
2018年6月25日の記事
形、ロジック、計算など多方面からIQを測定することをうたう『激ムズ!! 2018年IQテスト』に対するNewsPicksコメント。
記事のIQテストの正確性を指摘するが、スコアは225(上位2.17%)の自慢は忘れない。このようなところから、自己のIQ値の高さに誇りを持っていることが伺える。
2020年3月14日の記事
『“知の巨人”タレブが猛烈批判「IQの高さと成功は、ほぼ無関係です」』に対するNewsPicsコメント。
IQは誇示したり、他人を見下したりする道具ではないと一般的で常識的なことを述べるが、小学生の知能検査でIQはとても高かったと自慢することは忘れない。
「当然ですね。(笑)」は自虐などではなく、有名大学に入学し前途洋々な状況で成功しつつあるとの認識のあらわれであろう。
IQは他人を見具出す道具ではないと言い出したのは、直近にIQ自慢をする人物と絡みがあったことによる。
2020年5月6日の記事
『IQが20違うと会話が成立しないと言うのは、事実なのでしょうか?経験はありますか?』というQA・意見に対するNewsPicksコメント。
記事では会話が成立しない理由は双方の理解力や説明力、処理展開速度の差、相手とのコミュニケーション不足にあるのではないか、と言及している。
しかし、堀口くんはIQバトルにおける標準偏差の重要性を指摘。元記事もNewsPicksのコメントもIQバトルについて議論している人は皆無であり、元記事の論点を全く読み取れていない。
これが会話が成立しないという実例か。
2020年6月25日の記事
『【削除されました】養殖物』はNewsPicksで日記のようにNewsによらず書きたいものを書くときに使用するNewsPicksトピック。
この時期、堀口くんはNewsPicksの非公式オフ会などから出入禁止を受けており、オフ会主催者に対するあてこすりとなっている。
このような口喧嘩のさなかにIQ145(標準偏差15)と言い放つことから、よほど自身のIQの高さを誇りに思っていることが伺える。標準偏差についてもしっかり言い添えるあたり、高IQ者の希少性についても同様に思っているのだろう。
考察もどき
2017年、2018年と2020年の投稿の違いについて
・2017年、2018年
堀口くんは2016年4月に学習院大学に入学したが、わずか数ヶ月で通学できなくなったと語っている。そして、2017年から2019年の退学までの2年間は休学している。折角進学した大学でもうまくいかず、NewsPicksにも折に触れて大学を貶す記事を多数投稿したり、過去のIQ値の高さを自慢することぐらいしか自尊心を保つものがなかったのではないだろうか。
2017年にピックしてきた記事はIQ値の高低と社会的成功は無関係という趣旨である。IQ値が自慢の堀口くんとしては、なんとしても反論しておきたかったのではないだろうか。IQ値の高さ自慢に徹していて、IQ値の高さ故に世間と折り合えないと言及している。自慢と他責な言い訳になっているのは彼らしいと思える。
・2020年
2019年からSOASのファウンデーションコースに通い、2020年3月には各種ネット上のプロフィールにキングス・カレッジ・ロンドン卒業を確定情報として掲載している(この時点ではKCL入学は入学条件を満たしておらず未確定)。NewsPicks上でも高級腕時計を身につけビジネスクラスで世界を飛び交うエリートぶりをアピールしており、自らの社会的地位に一定の筋道をつけたことに対する余裕を感じる。
IQ自慢のきっかけも、堀口くんとトラブルになった人がIQ自慢をネタにしていたため、それをあてこするためであろう。
自分のIQ値の高さを自慢したうえで、上から目線でIQ値の高さと社会的成功は無関係といいながらも自分のエリート性をアピールしているところに、彼のダブルスタンダードの顕れを感じる。
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