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わたしが小説でやさしい人しか書かない理由

久しぶりに怒りでぶるぶる震える。人の、自分の、醜い部分をみるのは嫌だ。

そういうのをいちばん嫌っているのは自分だから。自分だけは潔白であるというこの意識はほんとうに幼く、どうしようもないものだと思うけれど、今や私を少女たらしめているものはこれしかない。

そして物を書くという行動に向かわせているのも、この意識なのだということ。

2019/01/02

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