1830年代生まれ 建築家 5名
1.川島兼松(1836年 - 没年不詳)東京
旧名専之助
東京府平民
1873年 宮内省雇、開拓使雇
1878年 開拓使御用掛、札幌在勤申付、工業局営繕課勤務を拝命
1881年 被免
1882年 皇居造営事務局建築課雇
御用掛・建築掛設計方
1887年 十一等出仕
四等匠手
1888年 内匠四等技手、内匠寮
2.白川勝文(1838年 - 没年不明)京都
皇居造営で建築課長を務め、その後匠師、内匠寮技師として留まり、麻布御用邸、沼津御用邸などを担当
1893年 内匠寮は退官
1898年 東宮御所御造営局御用掛
1903年 芝能楽堂を靖国神社に奉納
3.林忠恕(1835年 - 1893年)三重県
横浜の居留地で西欧人から洋風建築を学び、正式な教育を受けた日本人建築家が本格的に活躍し始めるまでの過渡期、建築家の役割を果たし、いわゆる擬洋風建築を多く手掛けた
1835年 伊勢国三重郡に生まれる
1865年 横浜で英国人ドール
米国人プリッジェンスに西洋建築法を学ぶ
1871年 営繕寮雇
1872年 横浜税関建築のため出張
1874年 工部省製作寮雇。
1884年 米国博覧会出品調査並びに風害家屋調査
1885年 英国博覧会出品に関する調査事務
1886年 海軍省、横須賀鎮守府勤務
4.藤島邦明(1834年 - 没年不詳)東京
1868年 行政官に出仕
1869年 旧東京府運上所下掛
1870年 開拓使開拓使掌
1871年 権少主典、営繕掛、工業掛、少主典
1872年 推大主典、中主典
1875年 九等出仕
1877年 四等属、免本官
1884年 皇居造営事務局御用掛・建築課勤務
1886年 1月非職
5.村山幸次郎(1834年 - 1892年)
1873年 内匠課へ出仕
1884年 箱根塔ヶ島離宮の日本館の建築を担当
内匠六等属、匠手、内匠互寺技手
1889年 内匠寮技手
赤坂離宮内花御殿御車寄せを担当
1890年 昭和天皇の皇太子の東宮御所となった常宮御殿を担当
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