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空気や言葉はゼロカロリーで腹が膨れる

強いストレスにさらされた後、めちゃくちゃ屁が出る。
(また屁の話…)
ゲップも出る。
どっちも無味無臭で、ただ溜まった空気を吐き出す感じのやつ。
たぶん無意識のうちに空気を飲み込んでいて、
ストレスから解放されるとようやく吐き出せるようになるからだろう。

それおかしくね?
って思うことが多い私は、ついついそれを口にしてしまう。
人からもらったものをテキトーに扱ったり
目上の人に対して横柄な態度を取ったり
私の常識と正義感が許さない行為に、思わず口が動く。

相手がわかってくれる・くれない(どっち?)
に関係なく、言った後の感情は同じ。

「要らんことしたな」

その人が今後困らないように、とか
その人から失礼な行為を受けた人がかわいそうだ、とか
自分を納得させるために必死に取り繕い、その感情を払拭するよう努める。

けど、本心はどうなのか。
自分の正義感が社会的に「正しい」のか、確認したいだけではないか。
それを言うことで自分が「まとも」であることを誇示したいのではないか。
まだ本心はわからないけど、そんな利己的な理由が一部分でも含まれているとしたら。
ましてや、言った後の感情がスッキリではないのだとしたら。


私の行為は本当に「正しい」のだろうか。

いつか本心に気が付いて、自分の行為の是非を判定できるまでは
空気と一緒に飲み込もう。
そして、無害な屁やゲップに変えて、こっそりこの部屋で吐き出すことにしよう。

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