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Hanaito喫茶 朝の珈琲 #43

おはようございます。

街路樹がよく色づいてきましたね。日の当たりやすい子、当たりにくい子で色づき加減がちがっておもしろいです。黄色い葉っぱ、赤い葉っぱ、緑の葉っぱ、全部の集まりでまた新しい色にも見えて美しいです。
うまくそれを写真に撮れたらいいんですが技術がなく……悔しい!目に焼き付けておきます。


観葉植物がたくさん置いてあるコーヒースタンドで流れてたらいいな………と聞きながら妄想が膨らんだ曲、Honeywhip の『Feels Good to Laugh』をご紹介します。


なんだか日本のシティポップやインディーポップっぽさがある気がしませんか?男女のコーラス感や、ギターのサウンドが似通っているように感じました。もったりしているけれども古臭くなくて、爽やかな感触もあり………。リバーブ(音が響いて残るもの)がふわぁと深めにかかっていて、ぼんやりしたようなやわらかい音にしてあるのも。

すき!!!!!


シティポップをそのまま持ってくるのではなく、今っぽさも少し加わっています。私の大好きなシンセのぽよぽよした音、まっすぐ伸びるんじゃなくて少し目が回るような音程の狂いが聞き取れると思います。これはデチューンというんでしょうか、わざと少しチューニングをずらして調子っぱずれにする技です。

吹奏楽をされてた方とかは気が狂いそうになる音かと思いますが、その調子っぱずれ感がレトロさを出したり、揺らぎを作り出してくれておもしろいのです。


「Lo-Fi」や「Chill」といわれるジャンルによく使われています。じっくり聞くとぐわぐわ揺れてしまいますが、ぼんやり聞くのにはこの揺れが心地よかったりします。私は目を瞑ってデチューンされた音に集中すると、本当に目がくりくりと回る時があります。あんまりすると酔ってしまうので、別の音や別のことに集中をずらしたりします……。

この曲で私がデチューンを聞いてしまうのは歌始まりの直前や曲終わりの数秒なので、いい具合にデチューンを楽しめてありがたき曲です(笑)


かなり寒くなってきて、羽織よりももう少ししっかりした上着が必要になってきました。風邪など引きませんよう、あたたかくして自分を大事に過ごしましょう。
それでは、いってらっしゃい。


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