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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #18

こんばんは。

お出かけのできないGWがやってきました。
お天気も雨や曇りが続きそうです。おうちから出ない理由ができてありがたいです。晴れの日の気持ちよさったら、家から出ずにはいられませんから。


今夜は pertorika の『time』です。

pertorikaは2008年に結成されたバンドで、「唯一無二の言葉で、響きの良いものにしたい」ということでイタリア語とアイヌ語を合わせて作った言葉だそうです。この『time』の収録されたesoraotoは1stミニアルバムです。ボーカルの独特な声だけでなく、タイトルのシンプルさ、ジャケットの色合いまでが大好きです。


この声を聞くとほんのりとあたたかくなるような感覚があります。春や秋に聴きたくなるような声、半袖になる暑さまではいかず薄手の長袖だけで気持ちよく過ごせる季節が似合います。


この曲は歌詞に出てくるコーヒーに注目して聞きたい曲です。1曲分の歌詞を引用して貼り付けたいところですが、せっかくなので読まずに聞いてみてください。


歌の中でははじめに昔買ったお揃いのマグカップにコーヒーを淹れてくれます。2番になるとそのコーヒーは冷めてしまいますが、主人公はそれを口にします。最後のサビでは主人公はそのコーヒーをこぼしてしまいます。しかし淹れてくれた彼女はただ外を眺めて、振り向きもしないまま部屋から出て行ってしまいました。

彼女が淹れてくれたのはコーヒーだったのでしょうか。何か別の、思い出や気持ちなのではないでしょうか。そう思って読んでみると、グッとくることがあるかもしれません。


聞き終わった後にもぼんやりと考え込ませてくれる曲です。再生時間だけじゃないゆっくりの時間をくれるのってすごいですよね。




それではいつもよりも長めのお休み、楽しく過ごしましょうね!
おやすみなさい。


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