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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #45

こんばんは。

一昨日はしし座流星群、今日は皆既月蝕でしたね。お天気がよかったから見ることができた人が多いのではないでしょうか。私は今日、夜まで外部でレッスンをしてきました。小腹がすいたので小さなパンを買い、月が見えるところでパンを食べながらしばらく月を眺めました。

これから月蝕が引いていく時間だったので、「もうちょっと太らないかな〜!」とゆっくり眺めてしまいました。

すれ違う人の中にも空を見上げている人が多く、同じものを楽しんでいる人がいると思うと「1人じゃないな」なんて大袈裟なことを考えてしまいます。天体の規模だから大袈裟になるのも仕方ないや。



月が主役の夜なので、今夜は「Fly Me To The Moon」を。

検索してみると一番に出てくるのはやはりレジェンド、フランク・シナトラでした。現在でもビッグバンドのジャズシンガーはシナトラの声が続いているように思います。「ええ男!」って感じの声じゃないですか?

音楽の明るい部分と暗い部分、どちらも持っているので、シナトラのことを調べてみるのもおもしろいですよ。時代背景、政治、裏社会、大変な人生だったろうな........。映画になってほしいです。


さて、この「Fly Me To The Moon」ですが、作られた当初は「In Other Words」というタイトルだったそうです。曲中何度も出てくる言葉で、「言い換えれば」という意味ですね。冒頭の歌詞です。

私を月へ連れて行って、星たちと遊ばせてよ。
木星や火星の春を見たいのよ。
言い換えれば、「手を握って」
言い換えれば、「キスして」

ロマンティック〜〜〜〜〜!!!!素敵ですね!!そして、どこかで聞いたことがないでしょうか?夏目漱石のエピソード、「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳させたアレです。

月の女神様は愛の女神様だったりもするので、月と愛は関係があるんでしょうね。遠い地域で同じようなことをしているなんて、愛は万国共通語なんだなぁ!


エヴァンゲリオンのエンディングとしても有名な今回の曲。いろんなバージョンがあるので、同じ曲でも違った表情でまたさらにこだわったお気に入りの一曲が見つかるはずですよ。



最後に、「Hanaito喫茶 夜の珈琲 #8」でご紹介した『Lucky』という曲とマッシュアップされた最高の動画があるのをご紹介して終わりとします。



月を見上げながら、おやすみなさい。



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