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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #24
こんばんは。
最近は夕方以降の急な雨や雷が目立つ気がします。私は雷の低い響きがどうも苦手です。停電したりして驚いてしまうのが嫌なので(停電することは稀ですが)、部屋に1人でいるときは近くのコンセントを抜いてしまったり部屋の電気を消したりしてしまいます。稲光も怖いので布団にくるまり、暑くなってきても静かになるまで小さくなっています。いつになったら強くなれるんでしょうね。前世は雷に打たれて死んだのでしょうか.......?皆さんもお気をつけて......(?)
今日は 富田ラボ&畠山美由紀 の『耐え難くも甘い季節』を聞いていました。ええ、昼間から!
富田ラボは富田恵一のセルフプロジェクトの名前です。富田恵一さんは音楽プロデューサー、作曲家、編曲家で、富田ラボや富田恵一という名前は、音楽を結構聞くという人はどこかで絶対目にしている名前ではないでしょうか。ちなみに、名曲「エイリアンズ」のキリンジのプロデューサーが富田恵一です。バラードが好きな方はぜひ別の曲も聞いてみてください。今回は畠山美由紀とのコラボです。このようにさまざまなボーカリストとコラボしているので、「この声が好き」って人に出会えたりするかもしれません。好きが繋がっていくの、いいですよ。
作曲は富田恵一さん、作詞が畠山美由紀さんです。曲の雰囲気もゆったりでいいのですが歌詞も素晴らしく美しいのです。
呟しすぎた夏が押し流されても
まだそれでも
この胸の中には消えるはずもない恋
呟しすぎた夏が押し流されてしまうと呟しさがなくなってしまうと想像できるのですが(視界や記憶から消えていきそう)、胸の中から消えない恋が続きます。「そんな恋の記憶、呟しいにちがいないじゃんッ!!!!」と叫んでしまいそうです。忘れられない恋、眩しい夏の記憶よりも眩しいですね......。
この恋が忘れられず、雨が過ぎてももたついてしまう自分の影。恋がどれだけ眩しく照らしているのか。嫌な記憶ではないのに自分につきまとい影を落とす。2番に出てくる歌詞にも通じる感覚です。
愛しすぎた唄が時には残酷に
好きだったものが自分に影を落としたり、気持ちに刺さってきたり。そんなこともありますね。
好きだけど厳しい、、そんな気持ちに「わかるよ」って寄り添ってくれる優しくも美しい歌詞です。歌の中で雨もは晴れるし、気持ちも晴れます。
歌詞を想像したり、自分だったらと気持ちを寄せてみるだけで、歌声が大きく変わったりします。私と全くちがう解釈になるのもOK、ちがう環境で育った人間なので当然です。あなただけの歌になりますよ。
今夜の曲であなたはどんなイメージを持ったでしょうか?もしよかったらコメントでお聞かせください。
それではゆっくり、おやすみなさい。
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