見出し画像

Hanaito喫茶 朝の珈琲 #47

おはようございます。

この週末、久しぶりに京都でのレッスンがありました。(自宅でのレッスンの他にも外部でもレッスンを行なっております。)最後に行ったのは秋口で、その頃と街の様子がかなり変わっていました。

人の数は圧倒的に増えているし、閉まっていたお店も開いていて、「そうそう!京都ってこういう賑やかな都会だった!」と感動しました。人と人の間を縫うように急いで歩くサラリーマン風の人や、部活帰りに遊んでいる風の学生、スーツケースを転がしながら看板や地図を見つけるたび立ち止まっている観光客、いろんな人の"日常"があってとてもよかったです。

この2年ほどで出会った方々は多いのに、いまだに口元を見たことがない人も多いです。マスクのない顔で笑い合える日が楽しみです。



今朝は Daniel Powter の『Free Loop』です。


みなさん洋楽は聞きますか?

このHanaito喫茶シリーズでは「歌いやすい音楽」よりも「聞いていて最高になれる音楽」を紹介してきました。そのため本当に好きな洋楽を多く登場させました。
すると洋楽ばかり聞くのだろうと思われるかもしれませんが、実は10年前は全く洋楽を聞きませんでした。J-POP大好き!それ以外はよくわかんない!嫌いってわけではないけどあんまりよく分からなくて、「好き」と言えるポイントが見つからず、右耳から入って左耳から抜けていくような状態だったと思います。歌詞が英語だから口ずさめないというのもあったのかな。


そんな状態だった自覚があっても記憶に残っている洋楽はあります。

いくつかのお野菜しか英語で言えなかった小学生の頃、音楽番組に出ていた名前も知らない外国人が歌う曲が大好きになりました。何やら流行っているらしくて、CMに使われていると言われてもBGM程度にしか認識できていないためピンと来ず、なんでわざわざ日本に来てまで歌ってるのか全然理解できませんでした。普通のお兄さんがアイドルやバンドに囲まれているのがすごく不思議でした。

幼いながらも話題の曲は後半に登場することは分かっていました。そんなお兄さんの出番は番組の後半で、直前にCMが入ったりもったいぶっているのがよくわかりました。

そんな彼が歌ったのは『Bad Day』。英語が分からなくてもなんとなく口ずさめる爽やかなメロディーと、テレビに流れるポジティブな歌詞の和訳に夢中になりました。とはいえ英語は歌えないし、1度聞いて覚えられたのはサビのメロディーだけで、素晴らしい歌を歌ってくれたお兄さんの名前すら覚えられませんでした。



時は流れて、去年の夏。知人の車に乗せてもらった時に「これ好きそう」と流してくれたのが『Bad Day』。英語が分からなかった頃の感動がブワッと蘇りました。自分は洋楽にあまり興味がない人生を送っていたと思っていたけれど、無理矢理じゃなくてちゃんと好きだったことを思い出してなんだか安心しました。何度も「歌ってるの誰でしたっけ」と聞き直して、ジャケットも見せてもらって、忘れないように記憶に擦り込んで、『Bad Day』を聞きまくりました。


それからはこのHanaito喫茶シリーズを書くようになり、「この曲好きやな、noteで書きたいな」と調べてみたら Daniel Powter の曲だったということが繰り返しあって............。

席替えを何度繰り返しても何故か近くになってしまう子のことが気になっちゃう青春時代みたいな感覚です。キュンキュンしませんか?Daniel Powter の名前を見るだけでキュンキュンする時期があったんです〜〜(照)


そんな片想い相手のことを語りたかったので、みんなが聞いたことがあるであろう『Bad Day』ではなく、あえての『Free Loop』のご紹介でした。別の曲もいいから聞いてねってこと!本当におすすめ!(笑)



この1年、Jack Johnson と Daniel Powter に出会えた思い出ことが大きかったです。大好きだ〜!朝から好きなもののことを考えるのって幸せですね....今週もがんばろ!


気をつけて、行ってらっしゃい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?