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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #38

こんばんは。

すっかり秋の気持ちいい気候になりましたね。変な雨も台風も一旦過ぎてくれて、お散歩やひなたぼっこにピッタリな天気が増えてきました。

この涼しい気候に合う服がクローゼットになく驚いています。遊びに行く予定はなくても、気分の上がるかわいい服はほしいです。この週末、少し見てこようかな?


今夜はひさしぶりの登場、Stacey Kent の『You've Got A Friend』です。


何度もご紹介しているStacey Kent。世界が少しおさまれば日本へ公演に来てくれないかな〜〜?ブルーノート来てほしいな〜〜と楽しみにしています。

バラードでも重さはいらず、ふわふわと軽いものが聞きたいと思った結果、脳内検索にヒットし、選ばれたのは Stacey Kent でした。(綾鷹)
秋が来たのについていけず、まだ夏に取り残されてるような感覚で、身体が混乱してちょっと疲れてる感じ。エアコンをつけると寒く、つけない日中はちょっと暑く、身体がヘトヘトしてきます。そんな時に効くのはなんてったってStacey Kent ですね!ね!


曲はもともとCarol Kingの曲で、1971年に発売したアルバム「Tapestry」に含まれています。このアルバムは必聴ですよ!どこかで聞いたことがある曲ばかり、つまりは今でも愛され続ける名曲ばかり詰まっています。


あ〜〜〜〜、どっちも素敵ですね…。


私が大学へ入る前、入学前課題としてこの曲のコピーが出ました。洋楽はあまり触れていなかった18歳の頃。初めて歌えるようになった英語の歌で、入試の勉強をしている友達の隣で歌詞の和訳に夢中になった思い出があります。

英語で習う文法とまたちがう文法で歌われる、むしろ話される歌詞は、試験勉強しかしてこなかった私には間違いだらけに見えて違和感だらけでした。

英語の先生のところに何度も何度も通い、解釈を伝えて意見を聞いて、Carol Kingが何を伝えたいのかどう読めばいいのか考え練習しました。


サビの歌詞

You just call out my name
And you know wherever I am
I'll come running to see you again

" my "や" I "、" name "の母音をできるだけ明るい音にしようと心がけました。Stacey Kentのバージョンもそんな風に聞こえます。
「名前を呼んでくれたらどこにいたって君に会いに行くよ」てな歌詞。絶対に味方だから、安心して、大丈夫だよって伝えたい時にくぐもった音を出してしまっては説得力がないと思うのです。だから、元気を分けられるくらい、少し大袈裟なくらいの明るい音で歌おうと意識していました。


暗く歌うのと明るく歌うのと、それだけで意味合いが大きく変わります。歌の、言葉の面白いところです。


天気も清々しいし、力の湧いてくる歌詞を聞いたし、スッキリです!
休みが多かった今週の仕上げの週末休み、このまま気持ちよく過ごせますように。

おやすみなさい。

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