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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #48

こんばんは。

今週、約5年ほど使っていた iPhone7 から iPhone13 へ機種変更しました。1年間走り抜けた自分へのクリスマスプレゼントを一足早く。
データ移行の楽チンさに驚き、初めての Face ID に戸惑い、最新機種の処理速度の速さに感動しました。データ移行専用の iCloud 容量がもらえ、その iCloud を経由すれば iPhone7 で使用していた設定をそのまま引き継いでくれました。

最新機種なんて私には贅沢だなんて思っていましたが、新しい物を取り入れて体験していかないと、どんどん技術や流行に置いていかれるんだと実感しました。

新しいものっておもしろいです!


さて今夜は、どうして今まで出てこなかったんだと言われてもおかしくない、Michael Buble の『Santa Baby』です。

Michael Buble はカナダの歌手です。シンガーソングライター、というとポップスのイメージなので、あえて歌手と書きます。Michael Buble といえばジャズなのです。ジャズといえばクールで、大人で、おしゃれで……といわれる雰囲気よりはとっつきやすいものが多い気がします。

「正統派!」て感じのクセのないまっすぐな王子様声で、めちゃめちゃかっこいいんです。ルイ・アームストロングかフランク・シナトラ、どちらかと言ったら絶対にシナトラ族の声。白い歯光らせてほほえんでほしい〜〜〜!!


そんな王子様声から少し妖艶な感じがする…と選んだこの曲ですが、何やら調べてみると「クリスマスソングの中でも最低の曲」と言われてるそうで………(笑)

主人公からサンタさんにおねだりするという内容の歌詞なんですが、おねだりしているもの(の値段)がかわいくない!(笑)

おねだりしているものとは、毛皮のコートや車、鉱山の権利書やマンションまで………!ヒエッ…………!!数億円するものもあります……。

そのおねだりリストは、クリスマスの朝、起きたら枕元に「ご希望ものは用意できなかったけど、代わりにいいものを置いておくね」って書いた手紙とよくわかんないプレゼントもらうやつやで…。見たことないキャラクターのグッズとか……。(あるあるじゃないでしょうか?)


クリスマスの行事は夢いっぱいの行事なのに、金額で選んだようなプレゼントばかりが登場するのが印象悪いようです。たしかに…かわいくないですネ…………。


しかし、ティファニーのアクセサリーとか、54年型のコンヴァーティブルとか、やけに具体的だった高価なおねだり品が、最後の最後には「指輪」だけになるのです。ここまでエエもんご存知の人なら「どこのブランドの、いくらくらいの、この石が付いた指輪!サイズは○!」とか言いそうなのに、「(ブランドはどこのとか指定せず)指輪がほしいの」って言うんです。

……絶対本当にほしいのはこれだよ!!!!!!!
豪華なものじゃなくて、たった1つの、高くなくてもいい、あなたからもらう特別な指輪だけがほしいんだよ!!!!気づいてこの人のサンタさん!!!!!!


絶対買えない高いものを並べられてから、最後に「じゃ、なんでもいいから指輪かな〜」と言われたら、「それなら買えるからそれにしよっか」ってなりますよね。ならない?
【ドア・イン・ザ・フェイス】と名前がつけられている心理テクニックだそうですよ。断られるであろう無理な要求をしてから、小さな要求に変えるテクニック。………頭いいですね……!

こうとらえると、かわいい歌だなって思うんですよね。
高い物を買ってもらうんじゃなくて、指輪を、本当にほしいものである指輪をもらっててほしいと願っちゃいます。



早く寝ていい子にしてないとサンタさんが来ないなぁ。あれ、でもここ何年もサンタさん来てないなぁ。おかしいなぁ。いい子にがんばってるんだけどな。うーん……。

………………おやすみなさい!!!!(泣)

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