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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #10

こんばんは。
Hanaito喫茶 夜の珈琲も第10回。実は、ここまで続けられると思っていなかったので「続けられた自分エライ!」と褒めています。甘やかしすぎ…?しかし自分からでも褒められるのは嬉しいものです!(笑)


さて第10回の今夜は、よくレッスンで歌いたいとご希望が上がる曲を。
優里 さんの『ドライフラワー』です。

優里さんは千葉出身の26歳。なんと同い年です!いやぁすごい。
2019年にそれまで組んでいたバンドが解散し、それ以降弾き語りで路上ライブで活動されてデビューされたそうです。

この曲の恐ろしいところ(褒めてる)は最後のサビの歌詞だと思っています。

1番、2番の歌詞では「君のことは嫌いじゃないの」と言っています。そうだね、別れた直後って好きな人のことを嫌いになりきれないよね。嫌いじゃないけど、別れるしかない。なんとかしようと思えばできるかもしれないけど、疲れちゃった。そんな恋の終わりが多いんじゃないでしょうか。
だから「わかる。わかるよ。つらいよね。」と聞いていたのに、いきなり最後のサビで今まで嫌いじゃなかった部分(むしろ好きだと思っていた部分)に対して「大嫌いだよ」と言い切っているのです!

「ええ〜〜〜!!なんでなんで!なんで嫌いって言ったの!?本当に嫌いなの!?嫌いになりたくて言ったの!?今までも嫌いだったの!?どうなの!!??!?」と私の心は大嵐です。
考えれば考えるほどいろんなパターンがあって正解が見当たらない。それがこの曲に惹かれる理由なのだろうと思います。

「声も顔も不器用なとこも全部全部」まではピアノとボーカルのみで寂しい雰囲気が出ています。寂しいのはまだ好きだからだろうなと予想するのです。なのに!なのに!バンドが入ってくるのと一緒に「大嫌いだよ!」なんて!
どんな気持ちで言ったんだろう。きっと晴れ晴れしてはないと思うのですが……。

考えるほどに切なく、ドキドキしてしまいます。


みなさんはどんな風に聞いたでしょうか?あなたの解釈、ご意見ご感想お待ちしております…!

それでは…切ない気持ちですが……おやすみなさい(笑)

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