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20240724

土用の丑の日。ということでうなぎを買った。
なんだかんだと毎年に近い頻度でうなぎを食べているけど、うなぎって高い。
1尾で3000円ちょっと。華奢なものを選んでも2400円くらい。
高い、高すぎる。
3000円片手にスーパーに行けば和牛ステーキだって買えるし、舟盛りだって買える。うなぎならそれでぺらっぺらなうっすい身1枚。

毎年思う。
これって絶対魚屋の商戦だ。

そう思って調べたところ……

「夏場はうなぎが売れなくて困る」と相談したところ、「土用の丑の日はうなぎの日」と店頭に張り紙をして宣伝するよう提案されたことがはじまりだそうです。


HANKYU HANSHIN E-STORESより

やっぱり!!商戦じゃん!!

いやそんなこと調べる前から検討ついていた。
バレンタインのチョコレートだって、母の日のカーネーションだって、クリスマスのプレゼントだって全部そう。

とはいえ、やっぱり楽しいイベントと美味しいイベントには乗っかりたくなる性で。
というか普段なら高くて手を出そうとしても出せないうなぎを「土用の丑の日だしな」という免罪符があるから買えている。これはとてもありがたいことである。普段なら刺身盛り500円を買うことにだって「いや、もうちょっと待てば割引シール貼ってもらえるかもしれないし……」と二の足を踏んでいるこの私が、軽やかなステップでうなぎを手に取り、そのままレジに行けるのだ。(とはいえ1尾3000円には手を伸ばせない。細身の2400円が精一杯である。)

で、このうなぎ、そりゃ1尾一気に食べたら幸福感と満足感でいっぱいなんだろうけど、そんなもったいないことはしない。1尾を半分に切って半分は弁当に、もう半分は晩ごはんにする。
半分を弁当にするということはそう、会社の昼ご飯がうな重になる!!

ウオオオオオオ

ランチでうなぎなんてこんなことがなければ絶対に食べない。さらに社内でだ。こんなもんイベントデーにしかできないことである。
このランチうなぎ、うなぎが美味しいのも最高だが、「私、今日ランチうなぎなんで」という気分になれる。ただ自分がうなぎであるということに浸れる。(ちなみに私はこの「私、今日ランチ〇〇なんで」をよくやる。これはまじで最高に気分が良くなるのでおすすめ。ちなみにおすすめは焼肉弁当とステーキ重。肉って最高である。)
少量でも最高にうなぎを楽しんだ後、夜はひつまぶしにして楽しむ。これで1尾のうなぎで2つの料理を楽しめる!!最高だ!!

と、私はうなぎ1尾でこれだけ楽しめているので、2400円なんて安い。いや、別に安くない。
とはいえ、週の真ん中の水曜日にこれだけ元気でいられるのだから、年1くらい買ってもいいかと思ってしまうのである。

夜ご飯楽しみだ~

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