My hair is bad「君が海」の良さを語りたい

お久しぶりです。こよりといいます。
夏になるとわかりやすく夏っぽい曲が聴きたくなるタイプです。
ということで8月も気づけばすっかり後半ですが、何食わぬ顔で夏曲、紹介していきたいと思います。とりあえず第一弾です。

本題に入りまして、My hair is badの「君が海」が良すぎる。
まずタイトルから好きなんですよね。君が海って。君が海だよ?それはもう君が海じゃんっていう。
マイヘアの曲名の系統を考えると、かなり珍しいというか新鮮さを感じる曲名だなと思います。仮に分類を作るとすれば「元彼氏として」とか「歓声をさがして」とかの類だと思うんですけど、それともなんかちがうというか。
助詞が入りつつ名詞で終わる曲名ってかなりレアな気が。
声に出して読みたくなるような曲名で大好きです。
個人的好きな曲名ランキングでめっちゃ上位です。

というわけで「君が海」の好き要素は曲名が占める部分がいつもより大きいんですけど、案の定歌詞も大好きな訳です。
「午前0時過ぎ花火だけ持って 砂時計は残りわずか」
「砂を止めたくて横にしていた砂時計を元に戻しても」
砂時計っていうワードが曲中に2回出てくるんですけど、この時間の経過を歌詞で匂わせる感じが好きです。
あと「線香花火が落ち消えた後に二人は黙って近付き暗闇でまた口づけた」もめっちゃ好きです。こんな最上級の夏の青春があるのかよ
そして曲の最後、
「あの夏がもう来なくてもいつまでもあの海が君」
「君が海」
海が君だし、君が海だし。
つまりそういうことです。そういうことなのだと思います。
夏をイメージさせる曲で曲調も暗いわけではないのに、なんだかずっと切ない雰囲気が漂いつつ、最高の青春を感じさせつつ
輝かしい夏の思い出とどうにもできない切なさが共存しているところが、魅力的すぎる。

夏に一度は聴きたくなる曲です。
8月後半なんて正にぴったりだと思います。
ぜひ聴いてみてくださいませ。

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