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地方創生をロジカルに考える

前回のつづき。

長崎県長崎市の地方創生

私は地元長崎県長崎市の地方創生を考えました。

地域の課題はズバリ!

少子高齢化を伴う人口減少による経済規模の縮小。

平成52年までの消費支出推計によると、、30年間で1,195億円、想像しやすく言い換えると25%の消費支出が減少します。特に、20代30代の消費額は半減です。

それに対して、田上市長はなんと言ってるのでしょうか???

「交流人口を増やしてまちの活力につなげる」

たしかに、長崎の経済や産業を農業・水産業を遥かに超える規模で支えているのは、観光業なんですね!

市としても、長崎さるくや資産磨きには力を入れています。その結果として、各方面から認められて評価はされています。

しかしこの観光産業、平成8年以降伸び悩んでいます。どうしてでしょうか?

実は、長崎は「認知度」と「延べ来訪者数」に相関が見られないというのです。

長崎の認知って、、、長崎には豊富な観光資源が存在しますが、どんなイメージを持っていますか?坂の町?夜景の街?平和のまち?歴史の街?教会?産業革命?いろーいろあってバラバラ、、

アイデンティティをひとつに絞らない→認知がぼんやりしていて惹かれないという状況。

解決して、長崎を知った人が必ず訪れてくれる方法は?そんな事例は?

成功事例は、島根県海士町の地域ブランディングです。

もともとは借金総額105億円。人口減少、過疎化、財政難により破綻寸前のまちでした。

しかしあるコピーをきっかけに、Iターン定着率48%、廃校寸前の高校受験率2.4倍という怒涛のV字回復を遂げたのです。

それが、、、

ないものはない

というコピー。

地域のアイデンティティをひとつに絞らない、もしくは無いという状況を逆手にとったスローガンです。ぼやけていない尖ったコピーが、村内外の人を惹きつけました。

たった7文字の言葉が、村自体をなにも変えずとも地方創生を成し遂げたのです。

そこで、長崎市の取り組みにこんなことを加える!という提案は、長崎のキャッチーなコピーを通して長崎ブランドを確立させることです。人々の目を引く、興味を引く、注目に訴求することで、「交流人口を増やしてまちの活力につなげる」ことを達成します。

長崎にはほんっっとうにたくさんの、訪れてほしい場所、味わってほしい食事、、があるんです。だからこそ魅せ方で変わると確信しています!

この思いをもってハタチの私ができることを、関わり方を模索していきたいです。

ではでは👋





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