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現代アーティスト「小松美羽」

オススメのアーティストを紹介する「芸術手帖」マガジン。
第1弾は小松美羽さん。

日本の版画家、現代アーティストとして、プロジェクトチーム「風土」に所属している。

初めて知ったのは、2015年の情熱大陸。当時「美しすぎる○○」という呼称が流行っていたため、テレビ局もそういった宣伝文句をしていたのは少々残念に思えたが、”多くの人に知ってもらうきっかけ作り”という意味では、あまり気にする必要もなかったのかもしれない。

何を描いているか

幼少期より自然豊かな環境で様々な生き物と触れ合い、その死を間近で見届けてきた経験から独特の死生観を構築、死の美しさの表現。近年は銅版画の他にアクリル画や有田焼、ライブペイントなど制作の幅を広げ、死とそれを取り巻く神々、神獣、もののけを力強く描いている。
引用:<http://artmag.fem.jp/artists/miwa_komatsu/>

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上の写真は「Pray for Prosperity ~幸せに生まれ、幸せに栄える~」という作品。作品に込められた圧倒的なエネルギーに魅了される。

最近はSNSで4コマ漫画も描いている。狛犬が好きらしい。

余談だが、私の友人のアーティストも含め、こういったタイプの方は動物を飼っていることが多い。小松美羽さんも犬を飼っている。絵を描く人は「観察すること」に長けているので、触れ合うことで感性が高まることも大いにあるのかもしれない。

さらに面白いことに、彼女はVR作品も手掛けていたりする。その迫力は計り知れないことであろう。

展覧会について話す。身近なところだと、昨年の夏頃に愛知県一宮市で個展が開かれ、ライブペインティングも行われていた。勿論、(愛知県内で近いので)この個展には行ったのだけれど、生のライブペインティングを見ることは叶わず、とても残念。

最近は台湾で大規模個展も開催していて、海外でも注目されている。彼女の出身は長野県なので、密かに長野での個展を期待していたりする。

彼女の作品は、生命力や神秘性が強く、無意識に人の魂を揺さぶる。

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