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すべき副業とすべきでない副業の見分け方

こんにちはダイランです。

最近は副業ブームで片手間にこなせる在宅バイトのようなものから、専門性が高いプログラミングスキルを用いた受託案件まで、幅広く副業が世に浸透しています。

そこで、すべき副業とすべきでない副業の見分け方をお伝えします。

まず結論から述べると、「他者と代替不可能なスキルアップにつながっているかどうか」です。

他者と代替不可能なスキルアップにつながっているかどうか、とは一体どういうことでしょうか。
別の言葉で言い換えると、「個人としての確立したポートフォリオが形成可能かどうか」です。

なかなか分かりづらい表現を用いているので、噛み砕いて説明していきます。

まず、副業とは定義的に本業ではない別の収入源を生み出すような仕事ととらえてよいでしょう。つまり、何かしらの本業を前提とした上で、さらなる仕事を副業と呼びます。
ここで重要となるのが、本業とのシナジーがあるかどうかになります。シナジーとは相乗効果という意味です。
なぜ本業とのシナジーが重要なのかというと、株やFXをしている方ならお分かりかと思いますがレバレッジが効いてくるのです。
具体的な例で説明すると、Fintech企業で商品企画をしているAさんがいたとしましょう。Aさんは下記の副業のうちどれを選択しようか迷っています。
あなたがAさんならば、どちらの副業を選択しますか?

A.ゲーム実況系 youtuber
B.コンビニバイト
C.インドの現地のビジネスをブログで発信
D.商品企画コンサルタント

まずAとBは論外です。もしあなたが趣味や娯楽の一環として副業を行おうという前提でゲームがとても好きだという人ならば、Aという選択肢も出てくるかもしれません。端的に言うと、Bは10年間続けたところで汎用性の高いスキルは身につかないでしょうし、日本一のコンビニバイトになることができたとして、得られる給与や社会的評価、また一番大切な本業とのシナジーが生まれるとは思えません。

次にCと言う選択肢について見ていくと、Cは非常によい選択肢になりうる可能性があります。なぜかと言うと、まず市場がニッチであること(同じようなブロガーの数は多くないこと)。そして、インドは特に決済の面においてFintechはかなり進行している国です。そのため、インド現地のビジネスをブログで発信する過程で自身の本業のFintech商品企画に活かせる部分は大いにあるでしょうし、これこそ本業とのシナジーが生まれる例であると言えます。

同じくDの商品企画コンサルタントも、自身の商品企画という本業に相互作用を与える副業として非常によいでしょう。

これらC,Dの選択肢を選ぶことによって、本業と副業のよい相互作用が期待でききます。また、CならばインドのFintech企業関係者との繋がりが生まれるかもしれませんし、Dならばどの企業に行っても使える汎用性の高い商品企画の方法論をストックできるかもしれません。

つまり、本業と副業が切っても切り離せない関係になり、結果としてあなただけのポートフォリオ形成に繋がっていく訳です。
インド×Fintech×商品企画や、Fintech×商品企画×コンサルタントという、あなただけの誰にも代替できないスキルを形成することができ、稀有な人材になれる可能性が高まっていきます。

まとめると、その副業は「他者と代替不可能なスキルアップにつながっているかどうか」「個人としての確立したポートフォリオが形成可能かどうか」を基準に上の具体例を参考にして選ぶことが重要です。

以上がすべき副業とすべきでない副業の見分け方でした。

お読みいただききありがとうございました。
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