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色彩と占星術|B027 いて座

 ここではなくて、別のところ用の書きものの準備をしていて、そこの収穫から何か書いてみたい、とおもいつつ、頭のなかがふわふわとしてしまっています。

 色と星について考察するシリーズの4回目です。
 ホロスコープは時計と反対周りに進みます。さそり座の次にくるのはいて座です。

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B027 Robin Hood


Color:レッド/グリーン
Keyword:I understand(私は理解します)
Planet:Neptune(木星)
Card:Ten of Wands

2つの色が層になったオーラソーマのボトルは、現在120本(種)以上あるのですが、その中で惑星や星座に対応したボトルというのがあります。
それから、ボトルに対応したタロットカードというものがつくられています。
オーラソーマの世界から離れてもうずいぶん経ちますが、現在タロットのほうは公式には続いてないみたいです。

いて座に対応したボトルは27番ロビン・フッド、上層がレッド、下層がグリーンです。シェイクするとディープレッドです(オーラソーマのボトルはシェイクして使います)。

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私の個人的な、いて座のイメージは「すごく遠いところまで行ってしまう」です。エレメントは火、手に弓矢を持つ半人半獣のケンタウロスで表されます。このケンタウロスの弓矢のように、あっという間に遠いところまで飛んでいく、そういうイメージがあるのです。

ふたつ前のてんびん座で他者と出会い、次のさそり座で他者との関わりが生まれました。いて座はその流れでやはり他者との関わりがテーマとなっていますが、さそり座よりもその範囲が広くなってきます。
特定の相手との関わりからさらに広がって、多数を相手にします。視野が広くなったというわけです。

火の星座っぽい情熱を伴ってその口から発せられるいて座の言葉は、人の心を掴みます。私は人前でうまく話せないから、そういう姿にはすごく憧れてしまいます。その熱量と勢いみたいなところに、ぐっと惹きつけられちゃうんですが、何しろいて座が相手にするのは多数ですから、自分だけが特別に与れるようなものではないところに、ちょっとしたさみしさを感じることがあるかもしれない。
だけど、そんないて座が魅力的であることに変わりはありません。

ART BEINGのウェブサイトより

対応するボトルの27番ロビン・フッドは、私のバースボトル(バースナンバー)なんです。このボトルは個人的に、縁が深いものだったりします。
色合いが、派手というか、キツいふうにも感じますよね。私にこのオーラソーマというものを教えてくれた友人も、同じバースボトルを持っていて、彼女はこのボトルが好きじゃない、と言っていました(今はどうだろう)。
光の三原色では、このレッドとグリーンの組み合わせは、補色関係にあります。
オーラソーマのボトルの上層、下層は、上半身と下半身に当てはめたり、顕在意識と潜在意識に当てはめて考えたりするところがあって、それでいくと地の色であるレッドがアタマのほうにきちゃってます。
地に足がついていない、これはとても私っぽい。

ロビン・フッドも、地に足がついているとは言えない人物です。
法を守らず森で暮らすアウトローですね。次の28番のボトルとペアになっていて、28番には彼の恋人のメイド・マリアンの名前がついています。カラーは上下が逆のグリーン、レッド。メイド・マリアンは人妻です。
カードにはお城を見つめるロビン・フッドが描かれていますが、窓の向こうにメイド・マリアンがいるんですね。
自分のハートに従い、自分にとっての真実に生きるロビン・フッドの姿は、ハートチャクラの色であるグリーンの衣服で表現されています。彼にとって居心地のいいのは自由な森の中ですが、そのような暮らしをしながらもその情熱はお城の中の恋人に向けられています。あるいは、その存在が支えとなって、自由な暮らしができているのかもしれません。
お城にかかる虹は、何を表しているのでしょう。

ボトルに付されたキーワードは「I  understand:私は理解します」。
これも私の個人的なイメージですが、いて座というのはひとつ理解をしてしまうと、さっさとじゃあ次! といった感じで先へ先へと行ってしまうようなところがあります。モタモタしていると置いて行かれてしまうのです。
冷たいわけではないのだけれど、やはりなんというか、クールでドライな印象です。

このボトルに対応する惑星は木星です。
昨日の10月29日が満月でしたが、そのそばできらきらしているのが木星です。今、このふたつの星はおうし座に位置しています。
木星は膨張の星でして、月も満ちていることから、なんだか太りそうな気配がしますね(なんて)。

いて座の支配星が木星で、対岸(180度)のふたご座支配星は水星です。どちらもキーワードに「旅」があるのですが、そのスケールが違うと言われます。
わかりやすく言えば木星の旅は遠く(例えば海外とか)への旅、水星の旅は近所への旅(移動)、そういう感じです。
木星と水星は「旅」の他にもそれぞれ似たようなキーワードを持っていて、だけどそのスケールが違うんですね。ものを書くとしたら出版と手紙とか、射手座のそれはとにかく範囲がでっかい。
そういうふうにして対比させてみると、そして自分や身の回りの人と照らし合わせてみたりすると、なかなか興味深いです。ここでいちいち取り上げると、まとまりがつかなくなっちゃうので(すでにまとまってないけど)、やめておきますけれど。

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私が情熱を持って生きられる場所はどこなんだろう。
この頃はどこか、つねに頭のどこかでそんな考えを巡らせているような気がしています。

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今日の「カラーリング」:赤と緑というとクリスマス・カラーでもありますね。誕生日がその周辺の私は、この組み合わせがわりと好きです(だからといって服のコーディネートとかにはしないけど)。


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