序章編 #茂木ヲタによる48歌詞討論会

みなさんこんにちは!

7月中旬に奇跡の開催を迎えた「#茂木ヲタによる48歌詞討論会」の議事録を残すべくnoteを始めることにしました。

#茂木ヲタによる48歌詞討論会  とは

ありささん(@channnari)・ほっほのさん(@__honononoka)・あんり(@_1Achan2_)がAKB48グループ楽曲の好きな歌詞についてただひたすら語るだけの会。ただただ自らの感想のぶつけ合いです。

※ひとつの歌詞や曲に対しての想いや感想は人それぞれ、あくまでも私たちの視点から見る感想ですのでご了承ください!

討論会のきっかけは #AKB48かるた 。

AKB48楽曲の中から好きな歌詞を並べて作るかるたから始まったこの討論会では、各々の趣味嗜好をさらけ出しながら好きに語りあっています。

!向井地美音さんのかるたはこちら!


記念すべき第1回は、特にテーマはなし。
お互いが好きな曲を持ち寄って始まりました。

以下が議題に上がった曲たちとなります。(順不同)

​LOVE修行
ときめきアンティーク
ラッパ練習中
自分たちの恋に限って
逆上がり
君はメロディー
センチメンタルトレイン
大人列車
大人列車はどこを走ってるのか?
桜、みんなで食べた
青春と気づかないまま
存在してないもの
夜風の仕業
ロマンス・プライバシー
1994年の雷鳴
君のc/w
キンモクセイ
スコールの間に
猫アレルギー
二人乗りの自転車
細雪リグレット
さっきまではアイスティー


※プレイリストは記事の最後に掲載しております。

ここからは議題に上がった曲の中でも盛り上がった3曲をご紹介していきます!!!

LOVE修行

”人を好きになるって 切なく辛いものね
あの日からあなたにLOVE修行”


この歌詞から始まるこの曲は、運命的な人との出会いと好きだからこそ辛いその気持ち。それを乗り越えるための愛の修行を描いた名曲です。(断言)

このまま語り始めると本当に一行ずつ語る勢いですので、留めて置きつつ、好きなフレーズをご紹介します。

”いろいろあるんだ してみると
理想とのそのギャップ 
楽しいだけじゃない忍耐よ
厳しさに負けたくない”


2番のサビ前。1番にも共通しますが、恋をしてる楽しい気持ちと理想のギャップが描かれたLOVE修行の注目の歌詞です。
特にキラキラ輝く世界を見せてくれるアイドルを好きになった私たちは現実にとても厳しさを感じる瞬間がありますよね。。

例えば、学生や地方組、気持ちと比例しない運営、好きだけど伝えきれない想い。キラキラした世界を見せてくれるアイドルとの境界線には様々なギャップと現実が立ちはだかります。
ファンからしても、もちろんアイドルからしても。

そんな現実を乗り越えようというのがこのLOVE修行だと思っています。(勝手に)

”どんなに悲しいことがあったって
どんなに寂しいことがあったって
どんなに苦しいことがあったって
どんなに傷つくことがあったって

目と目があった瞬間 こうなる運命だった
涙をいくつ乗り越えればいいの?
人を好きになるって 切なくつらいものね
あの日から あなたにLOVE修行”


どんなに悲しくても、寂しくても、苦しくても、傷ついても、目と目があった瞬間、好きになった気持ちは変えられない事実であること。
切なくつらくても、好きの気持ちに正直に、悟るまでずっとLOVE修行中です。

ぜひ、推しメンを思い浮かべて聞きたい、そんな曲です。(語りきれない)

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ときめきアンティーク

骨董屋のアルバイトの女の子に片思いする曲。

”痩せた豚と金のおまる 僕は何で買ったのだろう?
ふと気づけば こんなもんばっか
狭い部屋に増えていくのは 君への愛とときめきアンティーク”


骨董屋で働く女の子に恋した主人公の男の子が、この女の子に気づいてもらいたくて、どうでもいいガラクタを買い続けているのです。

“狭い部屋に増えていくのは 君への愛とときめきアンティーク”


あえてアンティークにしているところが注目です。
古いものを表すアンティークを歌詞に使うことで、部屋に置き溜めたアンティーク品そのものの物理的な意味とアンティーク品ひとつひとつを買った時の思い出だったり会うたびに募る感情的な部分がアンティークのように歴史を刻んでいることを表しているのでは、と解釈しました。

実際に2番のサビでは、以下のように綴っております。

”部屋にいっぱい積まれている 想い続けたハートはアンティーク”


一途な想い、、沁みますね。。

“それから何回も店に通って
ある日君から親しげに微笑んでくれたんだ
「変わった趣味ですね」不思議な収集癖 
僕は今でも告白したいよ
君に一目惚れしたことを…”

主人公くんは、店に通い続けることでついに話しかけてもらいます。
想い続けることの大切さ、奥深さ、ヤバイですね。

歌詞に出てくる購入品は以下です。
・痩せた豚
・金のおまる
・でかい靴
・錆びた鏡
どれも絶対に使わないと予想される骨董品を買い続ける通い愛。。

”いつの日にか君に見せたい”


きっと二人が両想いになった時。
アンティーク品を眺めて思い出を語るのだろうか、、と未来を予想してみるのもありかもしれませんね。

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逆上がり

“逆上がり 足で地面を蹴って 太陽がぐるりと回った”

このワンフレーズから始まる青春爽やかソング。

幼き頃の思い出を逆上がりで表現するこの曲は、なんとも切ないメロディーがさらに味を深めております。

“何年かぶりに来た 校庭の隅に 
懐かしいねこの鉄棒
こんな低かったかな 
腰のあたりなのにあの頃は怖かった”

大人になった主人公の女の子が、懐かしい校庭の鉄棒を見て振り返る思い出の曲です。

“好きだった男の子 
隣に並んでただ何度も回ってたっけ
私だけできなくて途中で諦め 
彼の背を眺めていた
指の豆と鉄の匂いが
初恋を教えてくれようとしていたのかな”

好きな男の子を背中で眺めた思い出の鉄棒。
「途中で諦め彼の背中を眺めていた」が片想いの気持ちを暗に示している気がして素敵ですよね。。

さて、ここで議題に上がったワンフレーズ

“逆上がり ある日できていたのよ 
偶然のぐるりは一人で”

好きな男の子の横でずっと回れずにいた主人公の女の子が、偶然できていた逆上がり。

この意味について考えます。

①男の子が隣にいることで本領発揮ができない主人公
ひとりだったら偶然できた逆上がり、隣に好きな男の子がいることで意識してしまう緊張から普段は逆上がりが上手くできないということを現しているパターン

②あえて男の子には「できない」と嘘をつく主人公
本当はできていたけど、男の子と一緒に練習をする口実として逆上がりができないフリをしていたパターン

恋と重ねるととても深く、どちらも頷ける思いです。

“逆上がり 少し大人になって
風景が違って見えるよ
逆上がり 何故か泣けてくるのよ
知らぬ間にちゃんと回れること”


当時の幼い記憶では、ハードルが高く感じていた鉄棒も大人になれば低くて簡単に回れてしまう。
大人になった成長を逆上がりが示してくれています。

あんなに練習をしていたのに、大人になるという成長過程の中でいつのまにできてること、ありますよね。

それを初恋と重ねて、何故か泣けてきてしまうのです。。

深い。

“逆上がり あの日の男の子
好きだとは言えなかったけれど”

最後まで好きだと言えなかった男の子、そして偶然でしか回れなかった逆上がり。。

幼さによる弱さと不安定さが際立ちます。

大人になった今感じる当時の切なさが感じられる名曲です!!!!

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第1回、序章編はこのような形で一曲ずつ好きな曲を語り合いました。

その他、ここでは紹介できていない曲がたくさんありますが皆さん各々歌詞を解釈してみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません!

人それぞれの想いがあって、いろんな感じ方があることが歌詞解釈の面白さです☺️✊

次回、「天気が悪いソング編」です!!!!

お読みいただきありがとうございました!

序章編プレイリストはこちら

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