タイトル


こんなにも人が沢山いる世界の中で、
たった1人の人間に溺れていました

わたしにとって何にも変えられることのできないひとでした

人生全て捧げていい。相手が本気できえたくなったときは、一緒に.....わたしの人生がめちゃくちゃになったっていい.....

そう思えるようなひとでした

うまれてはじめてでした

うまれてはじめて誰かに対して本気になっていました

わたしは、その人を犠牲にして、本当に愛することは何かということをしりました

いままで身近な人達から受けてきた愛が偽りのものであったとしりました

偽りがなくて、わたしを幾度も救ってくれて、幸せとは何かを気づかせてくれたのは、その人からの愛だけでした

わたしがとっても自己中心的な人間だということもしりました

愛されたかった、じゃなくて、大切な人に愛されていることに自分で気付きたかったんです。ずっと......

既にわたしのことを愛してくれる人は、確実に存在していたのです。世の中すべてがわたしの家族、親戚、昔のクラスメイトなんかじゃなかった。

ねえ、気付くのが遅すぎたんです。

本当に大切なものがなにか、見失っていたんです

わたしは小さい頃から愛に飢えていた人間だったので、

誰かに愛されたかった

これもありますけど、本当は

大切な大切な1人の人間を、偽りのない気持ちで、愛したかったんです それが一番の望みだったんです

自分のこと幸せにしないと、自分のこと好きで、自分にとって大切な人達が幸せにならないことなんて、とっくに知っていたんです

ずっと過去に縋っています 自分のことならもうたくさん責めました もうたくさん褒めました それでも

どれだけ自分を納得させるような言葉を紡いでも、言い聞かせても、この苦しさが消えません。

真っ暗な部屋から1歩踏み出して、リビングの窓から明るい空を見たんです。そしたら心が少し和らぎましたが、どこかその空は曇っていました。

悲しみを隠して、なんとか前を向こうと頑張って、それでも無くならない何かが存在しているように見えました。

何度目かわからない別れ話をされました

今回だけ、その中でも、いつもと雰囲気がちがいました

怒っているときがこわかったのに、今は、異様にやさしいのが、すごくすごくこわいです。

怒ってください。責め立ててください。どうか、わたしから離れていかないで......

とてもとてもやさしいひとだったので、わたしが文章ごしにずっと泣いて、泣いて、どれだけ反省してもやっぱり別れたくない、いやだという素直な気持ちを伝えていたところ、もう少しだけ猶予をくれたんです

一緒に居られるだけでうれしい。あなたの元気な姿を見られるだけでうれしい。あなたが幸せでいてほしい。

理想に呑み込まれて隠れていたこの本心は、なぜか、更にわたしを傷付けました 理由なんて、なんとなくで、すでにわかっているけど.....

あなたの心が離れていることがはっきりとわかって、すごく悲しくて、つらいのは、あなたのことが大好きだからでしょうか?それとも、まだ、わたしが自分のことしかみえていないからでしょうか?

相手を疑ってしまうのって、自分自身に罪悪感があるからなんじゃないですか

どれだけ疲れさせてもまだ、愛想を完全に尽かされずに、向き合ってくれているのは、あなたの今薄れている魅力を取り戻して、どうかまた振り向かせてほしい、と望んでいるからじゃないんですか。

とてもやさしいひとですから、この猶予が、私を諦めさせるための嘘であることかもしれないなんて、わかってはいるんです

でも、言ったんです、愛情はまだ残ってるって言ったんです。まだ、わたし、成長して、素敵な姿をみせることができます。どうか、期待していてくれませんか。こうやってわたしが何度もあなたを裏切って傷付けてきたことも知っています。すっごく傲慢で最低な人間だってことも知っています。

でも.....守りきった約束もあります。それがわたしの僅かな自信に繋がっています。

あなたが完全に完璧な人間であるとか、そういうことを思っているわけでもないんです。人間らしい欠点はありますけど、それも引っ括めてすきなんです。わたしが今みているあなたは、前よりも現実です。前よりありのままです。完全かどうかっていったらわからないけど、前よりは、ずっとずっと。

あなたのことだけがずっとすきなんです。ずっと愛しているんです。

あなたはもう十分向き合ってくれました。沢山頑張らせてしまってごめんなさい。疲れさせてしまってごめんなさい。

もう頑張らなくていいって言ったら嘘になるので、前よりは頑張らなくていい、前よりは頑張らないでほしい、その分わたしが頑張ってあなたをまた振り向かせるから、って言いたいです。

こんな文章の内容、あなたにはなかなか言えないけど、もし少し先の未来のどこかでこれを読んだとしたら、その時のあなたはどう思うのでしょうか、どう感じるのでしょうか。

それが今のわたしの気持ちをどれだけ貫けて、本当の意味であなたを愛することが出来たかの答え合わせになるんじゃないかって思っています。
それと、あなたがわたしのこと諦めずに向き合ってくれた結果も。

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