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私は最悪を観た!

きつー!
自意識が強すぎるやつの現実ってこんな感じやで。

自分にはもっと強烈ななんかがあるはずやと思ってしまうのも、相手が自分の目の前から居なくなることがわかってやっと懺悔のように優しくできるのも、自分のことを最悪!と思いながら誰かにゆるしてほしいのも全部わかる。

わかりすぎて自分かと思った。

22歳絶賛モラトリアムの身からすると、こんな拗らせ女が30歳にいてくれるのは心強い。今年23やけども。

それでもなんとなく最高と最悪を繰り返して、感情ジェットコースター乗りこなして、周りに文句言いながら自分の世話できるようになれたらいいな〜。映画観た直後はそう思ったはず。

映画の中で1番好きなシーンは、フロイトについて偉そうに語る彼氏の横でクソつまんなそうにしてた主人公が、マッシュルームでラリって無意識を体感してたとこ。2人の気の合わなさと彼氏への皮肉が最高。

一回観ると自分だけじゃないかあって元気になれるけど、もう一回観るとそもそもこんな人間でありたくないねんわって鬱になりそう。頼む自分、もう観ないでくれ。

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