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自分の投影

✎﹏
読書記録 2023年4月
「いまは、空しか見えない」/白尾悠

登場人物が背負っている問題が重すぎるうえに
自分に重ねても読めないことはない、みたいな
意外とこの問題を抱えている人は少なく無いのかも、みたいなストーリーだったから傷に塩塗りたくりながら読んだんだけど、主人公が新しい視点でものを考えたときやそれを行動に移したときに 反動で、自分のことのように嬉しく思ったり、
またそばで支える友人のように心が突き動かされたしパワーを貰えた🔥

短編集だけど共通してある1人の女の子がいち大人の女性として成長するまでに関わっている人物がそれぞれ主人公になって1話1話登場してくる、ドラマみたいで新感覚だったな。
展開が気になって先に進みたくなる半分、怖くて進めなくて立ち止まる時もあって、読んでるときはこの小説が生活の一部分になってた。またこんな経験をしたいな。


ストーリーには関係ないんだけど「悠」って字が
大好きで、この字ではるかって読ませる名前
この作者さん以外見たことなくて素敵だなと思った。

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