Coronilla*【小さな花冠・コロニラ】

アクセサリーや物語を作ったり、歌ったり演じたり喋ったりしています。 アクセサリーとリン…

Coronilla*【小さな花冠・コロニラ】

アクセサリーや物語を作ったり、歌ったり演じたり喋ったりしています。 アクセサリーとリンクした物語を綴ります。 Image illustration:かぼちゃ様

マガジン

ストア

  • 商品の画像

    【ランダム】天然石おみくじ2023

    タンブル・標本・丸玉・ルースなどランダムでお届けします。 1回分に2~3石入りです。当たりもあるかも………?! 購入制限は特に設けておりません。 新たな石との出会いに、ぜひご活用ください!
    1,500円
    Coronilla*
  • 商品の画像

    お針子さんのお気に入りボタンブローチ

    シェル枠にボタンのストックをランダムに留め、チェコビーズを散らしたブローチです。 こっくりした秋冬のニットと相性抜群です*
    1,800円
    Coronilla*
  • 商品の画像

    仕立て屋の手仕事マルチクリップ

    ボタンのストックをランダムに使ったマルチに使える便利なミニサイズクリップです。 ネクタイ留めや、ヘアアレンジのワンポイントに添えたり、 ニット帽にさりげなくつけるのもおすすめです。
    1,800円
    Coronilla*
  • 商品の画像

    【ランダム】天然石おみくじ2023

    タンブル・標本・丸玉・ルースなどランダムでお届けします。 1回分に2~3石入りです。当たりもあるかも………?! 購入制限は特に設けておりません。 新たな石との出会いに、ぜひご活用ください!
    1,500円
    Coronilla*
  • 商品の画像

    お針子さんのお気に入りボタンブローチ

    シェル枠にボタンのストックをランダムに留め、チェコビーズを散らしたブローチです。 こっくりした秋冬のニットと相性抜群です*
    1,800円
    Coronilla*
  • 商品の画像

    仕立て屋の手仕事マルチクリップ

    ボタンのストックをランダムに使ったマルチに使える便利なミニサイズクリップです。 ネクタイ留めや、ヘアアレンジのワンポイントに添えたり、 ニット帽にさりげなくつけるのもおすすめです。
    1,800円
    Coronilla*
  • もっとみる

最近の記事

【魔女の戸棚】登場人物紹介②

【郵便屋】 ・ミルクティー色の短髪に明るめの栗色の丸い瞳。身長173cm。 ・街の郵便局で働く人間の男性。制服は抹茶色のブレザーにズボン。帽子付き。斜め掛けの大きなメッセンジャーバッグに手紙や荷物を詰め、赤のおんぼろ自転車をかっ飛ばして街中に運んでいる。 ・街では身を固めている者が多い年齢だが独身で、言動が無邪気で騒がしいので若く見られがち。絵に描いたようなわんこ属性で、たまにしっぽが見える(幻覚) ・魔女と魔女の作る作品を眺めることが趣味で、仕事とかこつけて現れてはうっとお

    • 【魔女の戸棚】登場人物紹介①

      【魔女】 ・銅色のウェーブがかった長い髪に  少々気が強そうな緑の瞳。身長160cm。 ・ふんわりとした丸い袖の白いブラウスに  日によって黒か薄茶のワンピースを合わせ、エプロンをしている。 ・街の西の森深くの一軒家で、ひっそりと雑貨屋を営んでいる。 ・歯に衣着せぬさっぱりした物言いをし、嘘をつくのもつかれるのも苦手なタイプ。  しっかり者ではあるものの頼られると断れない優しい部分があるが、  短命な人間の文化と不老の魔女の生態は相容れないものだと思っていて、  自分から距離

      • 【魔女の戸棚】手紙

        『…で。その手に持っている手紙は私宛?』 『……あ!そうなんです!そうなんですよ~~~!!!魔女さんにラブレターだなんて郵便屋的には大問題dあ! むしり取ったー!魔女さん横暴』 『黙りなさい』 魔女は手を翻して差出人を確かめ、封筒にペーパーナイフを滑らせた。 中に焚き込めてあるらしい香りがふわりと郵便屋の鼻を撫でていく。 『兄からだわ。 片田舎で私が元気にしてるかどうか心配してる』 『か、片田舎―?!言っておきますけどね、この辺りではいちばん大きい街なんですよ!』 『そう

        • 【錬金術師の鏡台】プロローグ

          見上げても果てがないほどに高い本棚には 滑車のついた長いはしごがかかっている。 はしごの根元にうずくまるように本をめくりながら "かれ"はそこに居た。 『見つけた!!うわっここ寒~~~っっ』 『え!っうわ寒っ!! こんなところにいたら風邪ひくだろ!』 「………………」 『無ー視ーすーんーなー!! ずっとこもりっきりは良くないんだぞ』 シロノワ、 とようやく名前を呼ばれて、かれは顔を上げる。 心配げに覗き込む、狐たちの瞳に ゆったりと微笑んだ。 「ふふ、ごめ

        【魔女の戸棚】登場人物紹介②

        マガジン

        • 【錬金術師の鏡台】の物語
          1本
        • 【魔女の戸棚】の物語
          4本

        記事

          【魔女の戸棚】プロローグ

          その戸棚に収まっている品々は、 不器用な想いがかたちを得た姿である。 街から離れた森の奥、 雑貨屋とも研究所ともとれる風情の小さな家の木の扉には 『Closed』と札がかけられている。 日誌を静かに閉じ、メガネをグラスコードごと外して 魔女は大きく伸びをした。 窓の外は風が強めに吹いていて、ささやかなステンドグラスに落ち葉が当たる音がする。 夕暮れ時、季節の移ろう瞬間。 彼女はゆっくりとまばたきをして、窓のふちに積もる葉の黄色を見つめていた。 キキーー

          【魔女の戸棚】プロローグ