ローゼンメイデン タイプ判定

過去記事のサルベージです。

『ローゼンメイデン』のエニアグラム・MBTIタイプ判定です。知識不足のためMBTI判定は精度が低いと思われます、ご了承下さい。

第一期・第二期(トロイメント)・オーベルテューレ・第三期(2013年製作)からの判定。原作は未読。

■判定一覧(MBTI考察)

桜田ジュン:タイプ5(ウイング未確定) ISTJ
多少自暴自棄になっているのにも関わらず、SJ型的印象を覗かせる。
・毎日学校に登校するような早めの時間に起きている
・比較的部屋がきれい
・怒る時、常識や良識を要求することが多い

真紅:1w9(暫定) ISTJ
非常に強いSJ型的印象。内向感覚型だと推察されるが、どこかピンとこないのでよく理解したい所。

翠星石(すいせいせき):4w3 XNXJ
IとE、TとFは非常に微妙。NとJもどちらかといえば、というぐらいで強い根拠がない。

蒼星石(そうせいせき):6w5 ISXJ
TとFは微妙だが、どちらかといえばTのように感じる。内向感覚型だと推察されるが、どこかピンとこない。

雛苺:3w2・7w6 ESFP
子供らしく元気だが、子供特有の独特の不思議な世界観というのを見せることがなく、その点で比較的にS型的。

『リューシカ・リューシカ』という漫画のリューシカがN型の子供。紐のようなラーメンを眺めて、心象風景の中でラーメンの迷路を歩く。
そして「ラーメンはどこからはじまり、どこでおわるのか」と呟く。「そんなん簡単だろ、スープだ」と兄が言うと、「スープはいちばんかんたんじゃん」。兄が「ラーメンは頭じゃなくて心で食えばいいんだよ」と言うと、胸をパカっと開いて食べる様子を想像して「キモイ」と言う。

水銀燈:8w9(暫定) IXTJ
N型だと思うのだが、どの点がN的かと問われるとわからない。

桜田のり:2w3 ESFP

柏葉巴:1w9(推定) ISTJ

金糸雀(カナリア):3w2・5w4・7w6 EXTP

草笛みつ:5w4・7w6 ISFP
両向型。ただ、内向感覚型として非常に典型的な印象がするため、I型判定。

柿崎めぐ:4w3 INFP

槐(えんじゅ):3w4・4w3 INTJ

白崎:4w5・5w4・7w8 XSXX

薔薇水晶:4w5・5w4 INFJ

桜田ジュン(大学生):5w6 ISTJ

雪華綺晶(きらきしょう):3w4・4w3 ENFX

斉藤:2w3 ESFP

山口:7w6 ESFP


■シリーズ別タイプ要素
おおむね、各シリーズを視聴したごとに内容を書いています。判定は視聴時のもの。上記の判定一覧が最終判定となります。

☐第一期

桜田ジュン:5w4(推定)
ウイング迷い。45類似。
非社交的で引きこもりの中学二年生の男子。

真紅:1w9かタイプ4。
148類似。品がよい王女さまのような性格。
常識的だけれど、ジュンのことをしもべだと評し、こき使う。

翠星石:4w3(確証が持てない)
蒼星石の双子の姉。ツンデレで口が悪いが実はかわいらしいところもある。

蒼星石:6w5(推定)
双子の妹。ボーイッシュで真面目。

雛苺:3w2・7w6
他のドールよりひときわ幼い。明るく元気でやさしい女の子。

水銀燈:タイプ4・8w9
48類似。
非常に好戦的で冷酷。人を挑発する。

桜田のり:2w3
おせっかい焼きのジュンの姉。まるでお母さんのよう。

柏葉巴 1w9(推定)
口数は多くないが、愛想のいい学級委員会所属のジュンのクラスメイト。


☐第二期(トロイメント)

桜田ジュン:5w4(ウイング推定)
基本タイプ確定、ウイング推定。特に描写の違いはなし。

真紅:1w9・4w3
14類似。1w9要素がよりはっきりした印象。
アリスゲームに対する考え方が変わり、タイプ8要素が見えにくくなった印象。

翠星石:4w3
確定。はっきりとデレをあらわすようになり、タイプ4らしさがはっきりと捉えられるように。

蒼星石:6w5(推定)
アリスゲームや自分を作ったローゼンに対する考え方、とりわけ葛藤の仕方がタイプ6の追従型的だと解釈できる。(しかし、タイプ6限定の要素ではない)一期からもそうだが、やはりタイプ特性が現れない系統のキャラクター。
設定的な個性の強さ(ボーイッシュ・僕っ子・双子の妹)を感じさせないほどの普通の子。そして、常識人ポジションではあるものの、常識人キャラという設定(属性)ではない。常識人キャラ、地味キャラ、尻拭いキャラ、世話焼きキャラ、そのどれでもなく、“いわゆる設定”は男の娘っぽい女の子というもの以外にはない。つまりは、蒼星石の控えめな性格まるごとがタイプ6的な印象。

みつにピンクのドレスを着せられて困惑していたので、女の子らしい格好をするのは苦手の様子。「究極の少女アリス」になるために女の子らしくなろう、という発想はあまりないようだ。

他のドールたちとは違って、ジュンが蒼星石に対して怒ったり、敵意を向けることはない。ジュンが声のトーンを抑えて、ごく素直に会話している様子に新鮮味がある。

雛苺:3w2・7w6
子供らしい子供のドール。巴と一緒にいた頃の特別意識を引きずることも、レディを気取ったりすることもない素直で思いやりのある子。

金糸:5w4・6w7・7w6
知的ぶったどじっこキャラ、雛苺と同じぐらいハイテンション、以外のキャラ描写が少ない。

草笛みつ:5w4・7w6
いわゆる女オタクという印象。社交的で自分の趣味のこととなるとヒートアップしてしまうタイプ。7w6候補を追加。両向型。

水銀燈:タイプ4・8w9
タイプ8要素が強いと感じる。

柿崎めぐ:4w3
非常に典型的なタイプ4。この種の典型的タイプ4は比較的少ない。(小説なら別かもしれない)なぜかというと、“特別でありたい人設定”が悪い意味で浮いてしまうため。また、他のタイプと違い、同じ作品中に何人も配せないのがタイプ4。(他のタイプでも性別や作品ジャンルによる制限はある。)水銀燈との類似性と対比性が見える。

槐:3w4・4w3
この判定はキャラビジュアルの部分からが大きい。

白崎:4w5・5w4・7w8

薔薇水晶:4w5・5w4・(1w9・2w1)
無口系。しかしながら強い感情を内に秘めている。


☐オーベルテューレ(全2話)

真紅:1w9・4w3
少々煽り文句に品がなく、子供っぽい印象。(演技も若干声が高い)(蒼星石の僕という一人称に対して「誰の趣味かしら?」等)
水銀燈に対してタイプ2的態度を向けている。

蒼星石:6w5(推定)
クールで、よりw5感が現れている印象。

水銀燈:タイプ4・8w9
明らかにタイプ4的。タイプ4根源が作中はっきりと語られている。そのまま育てばタイプ4になっていた可能性が読み取れる。典型的なタイプ4の印象から、急激にタイプ8要素を強めていく。残りの変化(例えば人を馬鹿にしたような口調)に関しては、漸次的変化が推測可能。判定に迷う。


☐新シリーズ(2013年製作)

桜田ジュン(大学生):5w6
タイプ6要素がはっきり現れている。真紅に対していつもムキになっていたのが、時々しおらしく家来のような態度を見せることがある点など。知的でない人に対しては相当アタリが強く、内心馬鹿にしているが、それを表に出さないように気を使っている。精神的に強い中学生のジュンに引け目を感じているようなフシがある。

桜田ジュン(中学生):5w4・5w6
大学生のジュンがはっきりと5w6的だったので、こちらのジュンのウイングに迷いが出てきた。大学生のジュンが評するところでは、彼は生意気。

真紅:1w9(推定)
ほとんど1w9的。「紅茶を淹れてきなさい」「人間の雄は下劣ね」といったお決まりの文句と髪の毛ビンタなどタイプ1らしからぬ態度は相変わらずだが、ジュンが大人になったので非タイプ1的印象も落ち着いてきた感じ。

翠星石:4w3
総評:雛苺と同じでそれ以外のドールと比べてもキャラブレが少ない。見た目と態度にギャップがあるキャラ、というブレ感が彼女のキャラ性。第一期の初登場前に「ドールの中でももっとも引っ込み思案」と評されていたので、数話はそのギャップがうまくつかみ取れなかった。
引っ込み思案というよりは、人と素直に交流するのが苦手という感じ。「~しやがれですぅ」というような雑で時に男っぽい口調が特徴。嫌いな相手はもちろんだが、好きな相手にほどツンケンしてしまうタイプ。

タイプ4とタイプ3要素がどちらも独立してはっきりと現れている。タイプ5要素はさほど強くない。

蒼星石:6w5
判定を確定。大学生のジュンとの交流があって、性格の現れるシーンが多い。翠星石の妹でありながら、姉のような立場をとることが多い。おじいさんがマスターだった第一期・第二期でもそうだったが、真紅や水銀燈と違い、契約者を主人と考え忠誠を尽くすドール。
総評:アニメ版はかなり性格が丸くなっているようでマンガ版と性格が違う模様。

金糸雀:3w2・5w4・7w6
どじっこで雰囲気がしまらないのは相変わらずだが、知的さを見せる描写はある。(演技も声の平べったさがなくなり少し大人っぽくなっている)自慢家な点から6w7削除、3w2追加。

水銀燈:8w9(推定)
オーベルテューレを除けば、8w9と断言してもよさそう。けしてブレず、デレず、お涙頂戴にほだされない。理解者に対しても距離を保つ。「人間が死ぬために生まれるように私たちが戦うのにも意味はない」という発言が印象的。

総評。
自分を作った『お父様』に対する強い想い、この一点のみが非常に強いタイプ4的要素。
タイプ8であるにしろタイプ4であるにしろ、タイプ4的根源的欲求が現れているといえる。
それ以外の部分は、タイプ8要素にも共通した要素として還元して見ることが可能。
(「ジャンク」になることの恐れなど)

柿崎めぐ:4w3
第二期よりも、攻撃性がはっきりと現れており、より扱いにくい子になっている印象。病院食を「ゲロ」と形容したりするなど。(第二期:「こんなもので身を汚すなんて」)水銀燈の素直になりにくい性格をよく理解している。

雪華綺晶:3w4・4w3
第二期の薔薇水晶とは明らかに人格が違う。
(同じ第七ドールではあるが、直接のつながりはない)「いわゆる少女」という礼儀正しい話し方をする。本質を持たなくてもかまわないという発想がタイプ3的。全体的な印象や妬みを原動力に動く部分はタイプ4的。

斉藤:2w3
ジュンのバイト先の同僚。

山口:7w6
ジュンのバイト先の店長。人から見られる印象以上に観察眼があるのがタイプ7的な要素。

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