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'22.8.26こども青少年・教育委員会【公明党】行田朝仁議員(青葉区)

行田議員「配膳の問題をクリアにする必要がある」

今までやってきたことが、さらにこの先もしっかり拡大してやっていけるんだということもございましたので、前に進めていただければと思うのですが、ちょっとこのへんで何点か確認したいというふうに思うんですけれども。

1つは、まず目の前の問題としてここにも書いていただいているんですが、できるだけたくさんの生徒さん、先生に食べていただくということもあって供給体制のこともあるんですが、その前に、今さくらプロジェクトをやっている、やっているところはたくさん食べてもらっている、どんどん広がっている、やっぱり良いと思うんですね。それとともに、これを強化しつつ、できるだけたくさんの、よりたくさんの人に食べていただくことへの取り組み、そしてもう一つは配膳ですね、以前からこの委員会でもそうですし、現場でもいろんな声があって、これをクリアにをしない限りはこの冒頭に書いてある「全生徒」という言葉はなかなか使いにくい。これを改善していくことに関して考えというか、お願いしたいんですけれども。

田中中学校給食推進担当部長「配膳環境改善は重要、業者に協力求める」

まず1点目の現在の喫食率を高めていくための取り組みというところでございますけれども、現時点でも小学校の協力をいただきまして、小学校6年生の原則利用の協力案内ですとか新入生の保護者説明会等で学校を通じて周知をお願いさせていただいているところでございます。給食の魅力ですとかさくらプログラムの趣旨や目的、これを広く保護者の皆様に発信をしたいということで考えてございますので、今後も引き続き学校の協力をいただきながら、しっかりとPRをしていきたいと思っております。また、昨日なんですけれどもSNSを活用するということで、インスタグラムを立ち上げましたので、ぜひこちらもですねご覧いただきながらまたPRを深めていきたいと考えております。

それからもう一点ですが、配膳の環境の改善ということで、私どももそこの視点は大変重要だと考えてございます。スムーズに生徒たちが配膳をすることができるように引き続き事業者に協力をいただきながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。

行田議員「供給体制この3年間でどう伸ばすのか」

やっぱり一個一個課題がある、皆さんも把握されているんでしょうね。で、そのお金との絡みであるとかスペースの問題であるとかわかっていると思うので、知恵を使って頑張っていただきたいなと思います。この目の前の問題、これを解決しなければ令和8年度のスタートはおぼつかないぞということで指摘させていただいたんですけれども。

その上で全生徒・教職員分ということを考えると、供給体制、今の状況、なんとかMax4割以上いけるよと、ずっと教育長が答弁されてきたんですが、これを一気に令和8年で全生徒となるとなかなか難しい。となると来年度もそうですけれども、5年、6年、7年とこの3年間ってきわめて重要な、どれだけこの期間に、どれだけ伸ばせるかってことが問われてくると思うんですね。この辺、契約の問題があるでしょう、さらには方針と実行、その辺の関係もあると思いますけども、このあたりどのようにもっていくつもりで考えているんでしょうかね。

田中部長「今後予算案などで議論していきたい」

現時点でも喫食率が30%程度を推移しているような状況ですが、今後いっそう、私どもとしましても利用促進に取り組んでいくというところでございますので、供給体制を、さらに拡充を図っていく必要があるかなと思っております。具体的には、予算案というところもございますので、そちらでまた議論をさせていただくようなことで考えていますけれども、引き続き体制の拡充につきましては。私どもも取り組んでいきたいというふうに考えております。

行田議員「今まで『選べる』と言ってきた『選択制』については」

なかなか答弁しにくいのかなというふうに思ったんですけれども、そこはしっかりと頑張っていただきたいなと思います。その意味で、できるだけたくさんの方に食べていただきたいというのは我々も目的同じだし、皆さんのお考えで行動されてきた事も一緒だなと思っているんですが、その上で、選択制というのの中に出てきたと。全先生と教職員分という言葉が今回出てきている、この気持ちはわかるし、だけど一方で家から持っていくのがいいんだという人がいる。これに関してはやっぱり多くの方にご理解をいただくっていうことも必要になってくるし、これからの動きが非常に重要になってくると思うんですが。

一方、これまで選べるんだよということ言ってきた。じゃあこの3年後に我々の間にどういう取り組みをするのか、ってことが非常に、ご理解いただくこともあるでしょうし、柔軟に対応してもらいたいって気持ちもある。そのへんどういうふうな考え方で、まだ結論を出す段階ではないと思っています正直言って。時間がかかると思っているんですけど。その辺のこれまで言ってきた選択制という言葉に対する考え方ってのは今どうありますか。

鯉渕信也教育長「利用促進しつつ工場建設に力を尽くす」

現在の契約期間はいずれにせよ現行の枠組みの中でできるだけ利用促進に努めて参りたいと考えております。8年度からは業者さんとの契約のあり方も変えることになりますし、この83,000食を目指すということになれば、先程から申し上げている通り、工場を新設するということができてなければ絵に描いた餅ということになります。そういうことを7年度までの間、利用促進を図りながら工場を建設していくということに力を尽くしていくということかなと思います。

行田議員「時間があるので理解を得られるよう努めて」

まだ時間があるのでしっかりと、市民の皆さん、利用者の皆さん、保護者の皆さんにご理解いただくような、そうした仕組みをしていくのだと思いますし、折り合いをつけられるように努めていただきたいなというふうに思います。

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